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[198542] 【晴れた日のために】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



踊るように光る川は
学生通りを過ぎて
笑い声に照れるように
ときどき波をたてるよ

もうすぐ日差しあふれるだろう
少女が夢見たように

この手のなかで生まれた歌を
晴れた日のために歌う


星と星の間にある
闇はもう怖くないね
風と土と涙からは
逃げ切ることは無理でも

もうすぐ浄化は終わるだろう
少女が許されるとき

君だけのため作った歌を
晴れた日のために歌う

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2024/11/11 22:06



[198541] 題目よりも短い詩
詩人:遥 カズナ [投票][編集]


生ききれ

2024/11/10 20:04



[198539] 先輩
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

仕事の諸々で


体を壊したとき


「じゃあ、もうそのやり方はできないんじゃないか?

今までのやり方では また体を壊す

通用しないということなんじゃないか?

【スタイルを変えろ】と

だれかに

言われてるようなものだと捉えて

考え方、感じ方を変えてみたらどうかな?」と


さりげなく 教えてくれた


先輩は


尊敬できる人

2024/11/10 03:36



[198538] 間際
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

人生の意味について
考える時が
来るとしたなら

その時はきっと俺は

もう少し釣りをしたかったと

素直に思う事だろう

2024/11/10 01:02



[198537] キャッチボール
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

女は
愛されているという
自覚なしでは
生きられない

死にきれない

2024/11/10 00:22

[198536] 寒い部屋で暖まる
詩人:猫のあし [投票][編集]

君がいなくなってもう2か月が過ぎたね

あれから色んな事があって

季節は暑かったのが、寒くなって

長袖を着るようになったよ

君といた時より忙しくないから

家でお料理をすることが増えたよ

時間があるから、君にこれをしてあげれば良かったな

とか

今ならいっぱい一緒にいてあげれるのにな、とか

そんなことが頭に浮かぶよ

一人暮らしじゃなくなったのに

君がいなくなったら

一人になってしまったような気持ちになるよ

君が好きだったぬいぐるみもひざ掛けも

まだ家にあるよ

君がまだいてくれるようで

持ってると落ち着くんだ

君は天国で

兄弟や仲間と 楽しく遊んでるのかな?

もう歩きにくくも痛くもないから

皆と楽しく走り回ってるのかも

そう考えると 少し救われるんだ

してあげられなかった事の方が多いけど

一緒に過ごした時間は

かけがえのないものだよ

いつまでも

幸せを祈っています

2024/11/09 18:32



[198535] 【無明】むみょう
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



時には
安楽椅子で
過ぎた昔を思い起こす

別れた
あの人たちの顔はみんな
微笑み浮かべてる

私はどこまで行くの?
終着駅にはいつ着くの?
つまづき 忘れられても
黙って歩けば近づくの?

輝きを失って
心年ふりて
素直な言葉さえも
疑ってしまう

無明のときがもう
私を閉じ込める

────────
────────

2024/11/08 22:46



[198533] 【若葉の頃には】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



雨もよいの日に
待っていてほしい
大きな画集を持ち
黄色い服で会いにいく

若葉の頃には
思い出せるでしょう
幸せに囲まれて
どうして人が泣くのかを

嘘を操るの
すでにやめました

わたしのことが気になるなら
手紙をください

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2024/11/07 19:54



[198532] 【古い映画のように】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]




古い映画のように色が戻る
時間がたつとともに胸が痛む
もっと遠くにいたい
──おねがい

遠くの光が怖い
舞いたつ破片(きらら)のように
何度も瞬くせいで
見返す勇気を減らす


今も心に残る辛い昨日
私みたいな人を抱いたあなた
夏の終わりに決めた
──さよなら

学生通りをゆるく
行き交う人々たちは
みんなが笑顔をつくり
孤独を追い越していく

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2024/11/06 21:18



[198527] 【とも子さんが歌ってくれた子守唄】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]




疲れはてた溜め息でもいいから
伝えられるものはすべて
わたしの背中に預けて

そしりも 涙も わたしに返して
あなたの大事な彼女(ひと)が泣くまえに
あなたはきっと優しすぎるから

──おやすみ おやすみ 
わたしは
──おやすみ おやすみ 
さびしさも
愛してゆける

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2024/10/29 06:20
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