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第二次現実
2010/04/30(Fri) 私は作品の質なんかに拘らず、もっと沢山書くべきなのかも。 だってインターネットでは、発信しないものは存在していられないから。 ★☆★ 世界は情報化し、 共同体は所属型から参加型のものへと変質を遂げ、 そこでは発信しないものは存在していられない。 智民(ネチズン)は限りなく不可視に近く、 誰にも気付かれず、誰にも気付かず、 その多くは霊のように其処此処を徒(ただ)浮浪するばかり。 辮(アム)の街は無人で、人は究極的に独りで、 他者の痕跡ばかり辿り本人とは必ず入れ違う。 存在は嘗て無く恣意的で、 インターネットでの沈黙とは、即ち消滅であり、 社会的消滅とは即ち恐怖である。 智民よ恐れよ、書き綴れ。 ★☆★ インターネットでの自分とは一種の創作物だ。実はオフでもそうなのだけれど、『消えてしまいたい』瞬間も常に視線を免れない一次現実に対し、ネットでは自分がそれと許した事々だけが他人の目に触れることが出来る。 私が存在を躊躇い推敲に拘わるのは、やはり、 『私の綺麗なとこしか、他人(あなた)には見て欲しくない』からだ。 消滅と露出は両方怖いのだ。 オフでは死んでも死体位は見つかるだろうし、徒(ただ)生きるだけで他人に有難がられたり迷惑がられたりするものだが、インターネットでは口を噤むだけで視界から失せ消え誰に気を掛けられることもない。 浮浪霊
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