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慎也の日記

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プロフィール
詩人名 : 慎也
詩人ID : t
誕生日 : 1992年8月18日
性 別 : 男性

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欺瞞
2011/10/11(Tue)

本当の自分=理想の自分?


この街に来る前から何度も同じ問題が巡るよ





暴れて、食い付いて、
世界が終わったあとよりも

幻想にどっぷり浸かる前に
神様のふいを付いて、驚かせるよ



嫉妬を羨望とみなすなら

いい思いをしているんだろう





幻想の品定めの日常
模倣して、踏襲して、即効性を求めて



僕の意識ではあまりわからないよ




慎也

残業
2011/10/12(Wed)

“ひがみ”という最大で最低に気持ちのいい現実逃避




人となりの道を行くのに
所詮いい思いをしてる


だけど得意の知らぬ仏顔
巡り合ってるくせに





自分は特別で有能で変わった“存在”なんだと


なんでなんだろう
理由を知りたい



我が儘で女々しくて醜い


そんな“屈辱”を自己目的化した戦略主義で…
自分を“克服”するためで

偽ることの容易さと
偽り通すことの難しさ


困惑したその狭間で腕を組む


君には理解できるのか
この屈辱を





慎也

消費欲>勝利欲
2011/10/17(Mon)

知ってる
知ってるよ


不器用、人見知りなところとか
素直じゃないとか
羞恥心や自尊心とか


可愛らしい、そんな語感に含まれる意義の、
他に僕という存在感を抱いている事



全うに生きる姿を忌み嫌って
少し歪んだ態度を選ぶこと
その中に美徳があるだなんて信じてた
その中にこそ個性が発揮されるだなんて

“信じてた”

立派じゃないから
立派じゃないから


幼年期や少年期や少年期の間

立派な人の話をたくさん呑み込む
そんな単調な日々に我慢ならず
自ら生活の調子を崩して
途を踏み外したフリをしていた




その所為で真面目すぎた肩書きプライドは総崩れ


いつも勝ちたい気持ちは心のどこかにあるのにな


ああ…


途切れた会話
空虚な時間の帯を引いている


だから自分を見つめる全うな哲学しよう



いつか、そんな精神を手に入れて
哲学から手を引こう





慎也

この広い世界を
2011/10/18(Tue)

乾いた君を潤すというよりも
むしろ僕のほうを解放されたかったのかもしれない


僕が今こうして
切なく言葉をだらだらと綴りたいと思うのは


未練があるからかもしれない

未練から別れられないからかもしれない






慎也

戒律
2011/10/26(Wed)

朝は、日陰に鎮座せず、
朝日を浴びるべし

道徳心を想像すべし

人の話を聞き流すべからず

人の話の挙げ足取るべからず



煩わしいが、清く正しく美しく生きるべし




慎也

あの方は..
2011/10/28(Fri)

あの人は過ぎ去ったことを復元しようと孤軍奮闘しているのだろうか

何かの未練の糸を引いているのだろうか



ただ、日常を


金目目的に漫然と生きているだけで楽しいか



無条件に私を許さないで


無作為に私を選ばないで





慎也

優しさについて
2011/10/29(Sat)

じぶんのこと。
優しいんだと、
思っている模様




慎也

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