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慎也の日記

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プロフィール
詩人名 : 慎也
詩人ID : t
誕生日 : 1992年8月18日
性 別 : 男性

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風通し
2011/06/02(Thu)

その魔法の杖を扱って
希望を運んで下さい
その入り口で
たじろがないで
一秒の長さを感じさせて
憂うつを蹴り飛ばして
希望を運んで下さい
与えるほど
吸収しよう
胸いっぱいに
希望を叫べるくらいの世界を
共有しよう
やっと本当の、
感覚を手に入れるから
どれが欠けても
縦社会に怯えるな
どこに所属したくそどもだ
毎日おんなじこと叫ぶなんて
生きてきて
手に入れていたのは
理性だけだ
どこに所属したとしても
拭い切れはしない閉塞感を
知識と精神だけ奪って
開放的に生きよう




正義とは流動体である


正義とは人間にとっての道具である


正義とは多様である


いつも人間に付きまとって


人間を苛める


人間のような物である


ただ人間よりも


少し厄介者である





空腹を嘆いて眠れないのは勿体ないだけだ









妨げになる音なら


追い払おう






慎也

政治
2011/06/06(Mon)

昔のカレンダーに祝日はもう無くて

あの日々は
ただの月の名に代わっていた




出会わなければ

こんな風な気持ちですら

わからなかった


生まれなければ

こんな風な辛い思いも

しなくて済んだ


貰わなければ

こんな風な闇雲なままに

終わらなかった


覆す言葉が

見付からない


見付からないまま、






君の帰りを待つ人がいる


ひとり暮らしと、君のいのちを


僕らに守らせてよ




見守りたいよ



ねぇ出来ないの?








慎也

無題
2011/06/08(Wed)

音楽に真実はない


それを知るための要素と活力になるに過ぎない


生きてる理由なんて訊いてない


じぶんの感性を知りたい


けど知れない



私から見た私って

笑っちゃうほど完結しているんだよね

事実ってそれくらい深みも価値もなく

単純なんだよね




ただ社会的動物は



君のみぞ知る



いつもそうだったろう





慎也

はなして
2011/06/09(Thu)

抽象的思考に癒される人混みの中


切に願う
話して
離して
放して

網羅的な世界に

笑える気持ちもよく分かる




慎也

保障
2011/06/10(Fri)

聞く人が聞くと
ばかばかしいかもしれないけど
ずいぶんと明るく振る舞う様子の印象を受けたけど



何か心掛けていることでも?


言い訳の一歩手前で叫んだよ
ネガティブなところが性に合わなかったよ






閉塞的かつ攻撃的な世に居ても


これだけ人間が多様化してくると


輝ける個性も台無しさ



簡単、ではないこと、自体を神様が示しているようで


重大なのは一位じゃなくて

威圧的な答えだけじゃなくて

折り合ったり、割り切ったりして


手に入れた結論じゃなくて




それまでの間違い続けた過程だった



何を言っても
何をやっても


いつかは忘れるから


引きずり込まれて

競争に埋もれながら前進するより


空っぽに思える日常に

切ない希望に

大切な“今”を優しく添えた道だった



僕らの道を整備した
恩人の保障で出来た
僕の考え



言葉に意味を詰め込むのは好きじゃなかったけど


感謝に意味を添えるのは


いくらでも出来たよ




慎也

灰色主義
2011/06/15(Wed)

ことばが、きらいだ





昔も今も変わらない




もし本当にそうなら





ちょっと笑えるね







慎也

モノ申す
2011/06/19(Sun)

劣等感、敗北感、絶望感

もう感じることなら

挙げだせば止まらないから
もうだめだ、じゃなくて


もうやめだ



上は上、

下は下、


なんて自分を見定めて


不平不満が渦巻くばかりに



そもそも人間であるのを忘れてる


たとえば君は消極的で


攻撃的だろう?


警戒心の中で
自発性と
積極性と
柔軟性と
明るさと
顔立ちと
表情と
能力と
雰囲気と
気分の使い分けと
世間体と
自然性と
風通しと
言葉を使った喋りとが


育つはずもなくて



不自由にも理不尽に侵されているんだ

そんな劣等感に打ちのめされているよ



自分で調べずして
五感で満足すれば
“いいもの”と認めて


求めるもの、ほしいものがいっぱいの



より、ひどい縦社会だ


ねぇ?こんなにも“いいもの”が増えると

奇妙だし、不自然じゃないかな。

実は“いいひと”を演じたいだけかもね






一方で



そして弱腰の上司に
忠義を尽くそうとはしなくて
浮いている



予想外の無縁社会になったろう





私の心の内、無意識、にも理性と感情が競い合っている


無表情になるのも当然さ



憂えても、慢り高ぶったとしても、


いずれにしても安住、という結果に満足して終わるなら


因果は繋がっていないから







外からの力のせいで




中が大荒れさ



愛か?夢か?




どっちを取る?、なんて


1つだけを選ばせようとしてんだ





問題はどこにある?


解決の具体策は?


ヒントはどこに隠れている?



守れば、どうなるか、予想できたか?


崩せば、どうなるか、予想できたか?


いずれにしても推し進めれば、どうなるか、



未来志向が救ってくれる



場当たり的刹那主義の



訴えかもね



それにしてもただの犬猫の


嘆き声としか



聞こえ様がないのかな



疑似体験や賢い装いや


愚かな真似事しか


出来ていなかったのかな


もう



うそしか



言えないのかな





慎也

幸福論
2011/06/20(Mon)

現代が一番わかりずらい

身内に近づけば近づくほど

眉間に皺が寄ってつらい、
正直言って、喜怒哀楽の感情という名の鎖に縛られている


ただそれより大嫌いだ


夜明けにおいて

自然の摂理に抵抗する邪魔者が



今は全力で枝分かれして前へ進め、




生き方を悟られないように

大事な要素を搾取されないように




本当はやだよ


日常に埋もれたふりして


好きなことを好きなように言いたくても言えないのは

自分を犠牲にしようとする態度を示すのは


五年後、十年後に

苦い思い出として遺るのは


でも、ちゃんと

朝起きて






ガラリと変わったように目に見えていなくても





感謝、尊敬しながら


想像も出来ないような
悲しくて、切なくて、いろんな感情でもがいて、泣いている人を想いながら

身の毛もよだつような
怖い感情に埋もれて血迷った人をも想いながら




理想を持ち続けて叶えられるように








慎也

ルーティーン
2011/06/21(Tue)

また塗り替えて忘れようとする

言い切らなきゃ、言い切らなきゃ、


もっとデモクラチックに

もっと良い人にならなきゃ、ならなきゃ、


それがもうすでに


ブラックボックス

私という形さえも歪んでいた




元来そうだったかな



なかなか計画どおりにはいかない日々なんだからさ


結論を導きだそうとしても
あくまでも途中だよ



切らなくていいよ


君と僕の間に共有する感覚たちを大切にしようよ

知らない尾っぽを付けて行こうよ



日常という名のブラックボックスを明示的に記述できない苦しみから


どこか知らない場所に連れていってくれたら



はやく、はやくこの僕を本当の日々へ入らせてくれよ

解放してくれよ






慎也

自己紹介
2011/06/22(Wed)

一番苦手なことは自己紹介

思春期は人間関係と
自分自身の至らなさに
悩む日々でした、


日常を睨み続ける日々なんてもうたくさんだ、


なんて本音で紹介しようかな



知ってます
坊っちゃんという肩書だけで

意地っ張りの気取り野郎だと嫌っていること


省エネタイプだと叩いていること

それが君にとって

最も尊敬できない人柄なんでしょう


一番得意なことは
最小限のエネルギーで

人並みに生きられること

そうだよ最大限のエコだったはずが
最低辺のエゴを導いていた

でも今いちばん悲観していることは
自信気に卑下していること



慎也

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