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趨勢の矢
2014/02/10(Mon) 内なる世界の旅路を歩み続けて 外なる環境の言葉に動かされ続けて 人類の現代の状況の変化を観続けて つばさを拡げてはばたき続けた 夜と朝と日常の歳月から解き放たれた 自我の生命と宇宙の不二の音楽から ずっと照らされ続けて 退行しゆく衆生の残骸には惑う事も無く、 確立する魂の福徳の詩は唱いながら 原因と結果の連なりの理法 変革の閃光と開き続ける レモン
“歓喜の中の大歓喜”
2014/02/11(Tue) 何処からなのでしょうか 湧き起こり来る 生命の脈動の気配が 消し飛ばして打ち消していく 哀しみや心の傷みを 生命の感覚器官から 未来の場面は瞬時にイメージと成りながら、 現在の今へと折り重なりながら、 合致をしてゆく融合の意識の層へ。 開かれる大宇宙の法理の境地冥合 とめども無く尽きない功力の法悦 感応していく現世の未来の果てからの記憶の詩に レモン
前途
2014/02/12(Wed) 川の流れのように 続いていく時のなかで だれかの事を憎んだりしても、 刹那のしあわせを儚んだとしても、 僕たちにはやがて訪れる 現世の終焉が待ち構えている 隣には誰かが居ても 戦う時は、一人きり 生老病死の運命に対峙する 孤独と暗黙は降り止まない雨みたいで 浄化されていく瞬間の喜びのきらめきが 永遠に広がりゆく希望の華々を咲かせていく いつの日にも目覚めても眠りに就いても こころの宇宙のなかでは、独りぼっち ため息と、なみだで埋めつくされた人生のへやも 決して乾きはしない沼地のような足元のそら 不必要な戯れの世の中の言動が 私達の時間の余白を奪ってても 責任を取らせる相手はいなくて、 みずからの影の視線から咎めを受けながら徒労するだけ 安らかに微笑う方法を見いだして あたりまえに在った無邪気な感覚に包まれながら、 朝焼けと夕焼けに呑み込まれていく 荘厳なひと時は生命(いのち)の真中に置いて あしたをまた歩いて征く あしたの次の日をまた生きて行く レモン
永遠の至福の未来
2014/02/13(Thu) 何度太陽が昇っても、 何度太陽が地平の下へ沈んだとしても、 私は私の生命からは離れられはしないのです 何回夜空へ輝く星々を眺めても、 何回宇宙にきらめく星達へ叫んだとしても、 私達は私達の運命に則りながら生きて行く 幾度過去を振り返ろうとも、 幾度過去を懐かしんだとしても、 私達は私達の描き創りだすあしたへ進む レモン
笛の音を聴いた日に
2014/02/18(Tue) 戦うことを、がんばることを、 やめてしまえば、 たちまちのうちに朽ちていってしまう 世界のなかに在って、 戦うことを、生きていくことを、 あきらめないで、 太陽の輝きを、月光の囁きを、清風の揺らめきを、花たちの朗らかさを、 生命の内側に宿して 生命の歩む軌道に掲げて 運命の未来と現在に散りばめて、 自分自身の境涯の次のとびらをまた開いた レモン
無限大
2014/02/25(Tue) 色鮮やかなイチゴとチューリップが 心の宇宙にいつかまた咲いて 感応していく意識の景色が 追い付いてくる季節の未来へと レモン
結集
2014/02/28(Fri) ほんとうの私たちが目覚め創める この世界中のいたるところ 果たすべき運命のシナリオを懐き 現出した宇宙生命の根元 さかのぼりゆく悲劇の史実の端々から 哀しみと痛みの憶いは募り 生きていて歩いていて存在していく 身体有する人類の人々の運命と生命と明日へと 感応していく 遂げるべき今生の物語りはしずかに胸に・・ 旭日の世紀の紅の太陽はやがて昇り 燃え上がる魂の先達たちの生命の炎は 流転しゆく不幸の連鎖を断ち斬る レモン
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