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前途
2014/02/12(Wed) 川の流れのように 続いていく時のなかで だれかの事を憎んだりしても、 刹那のしあわせを儚んだとしても、 僕たちにはやがて訪れる 現世の終焉が待ち構えている 隣には誰かが居ても 戦う時は、一人きり 生老病死の運命に対峙する 孤独と暗黙は降り止まない雨みたいで 浄化されていく瞬間の喜びのきらめきが 永遠に広がりゆく希望の華々を咲かせていく いつの日にも目覚めても眠りに就いても こころの宇宙のなかでは、独りぼっち ため息と、なみだで埋めつくされた人生のへやも 決して乾きはしない沼地のような足元のそら 不必要な戯れの世の中の言動が 私達の時間の余白を奪ってても 責任を取らせる相手はいなくて、 みずからの影の視線から咎めを受けながら徒労するだけ 安らかに微笑う方法を見いだして あたりまえに在った無邪気な感覚に包まれながら、 朝焼けと夕焼けに呑み込まれていく 荘厳なひと時は生命(いのち)の真中に置いて あしたをまた歩いて征く あしたの次の日をまた生きて行く レモン
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