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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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生還
2014/06/01(Sun)


生きて帰れるか解らない
別次元の世界に旅立って
時間の感覚すら失せてしまう程の
歳月の時流(とき)を越えて
あなたは今こうして帰ってきた。

阿頼耶識の縁起の濁流で貯え続けた善業と種子(しゅじ)を煌めかせて
末那識と謂う深層の自我意識の小我、四煩悩を創造の原動に換えて
五識からの感覚を統合する自意識(六識)の光りに依って根源的エゴイズム(無明)を打ち破り

法界の充ち満ちた喜悦を自身の生命の宇宙で
遠大に無量に味わい満喫して
永久の刻の時流(ながれ)さえもみおろして
居る様に



レモン

刻のスピード
2014/06/02(Mon)



加速していく世界の現代(あした)
繋がれている運命の連鎖
噴出している在世の魂の宿命

眼を覚ましてるのは、知ってる。
今はまだ動かずに横たわってればいいから。

激しく変転していく世相の顔が行方は密かに語る

時代の波に流されないように、しっかり掴まえていて。




レモン

文通
2014/06/03(Tue)



魂と魂の憶いが
宇宙の隅っこまでも
昇華され

あたらしい現実が
未来の何処からかで
浮かび上がる
イメージは拡がる




レモン

激闘
2014/06/04(Wed)

明かりは拡がる
真夜中に別れを伝え
あなたはあなたのまま
わたしはわたしのままで、

バラバラに散らばる世界の欠片
こなごなに粉砕ける世界の内奥

引っ張り合う過去現在未来の私達
繋がれてる未来過去今の宿業の因縁


燃え尽きてしまうその前に、
朽ち果てて消えるその前に、
抜けだして

華と成り
光りの希望の生命で
明日の自分たち
救済するよ



レモン

記憶の断片(いたみ)
2014/06/05(Thu)



行かなければならない
到達しなければならない
決勝点の場所で、

風と星と宇宙に包まれてる
羽根の浮かぶ
あの刻の辺で

世界が生命がミライを見渡せる
あの刻の丘で

忘れないで
いつか思いだせる
この平和な現世(せかい)の
とおい彼方から
届いて来る

懐かしい声の響きに




レモン

あしたからの詩(ことば)
2014/06/06(Fri)


一切が消えていくけれど、
一切が通過していくけれど、
ぼくたちの生命の中に遺る運命(モノ)は
永遠だから、
ぼくたちと云う宇宙の一部分(かけら)は
作用し続けるから、

表層的自我意識が眠りたくて眠って休んで
凡ゆる世界との境界を遮断させて
旅立ちの懐かしい愛しい夢の中に微睡んでいたとしても、


あたらしい朝と夜とかつての未来からの日常は
またふたたび訪れて、
自由の手紙を何処かの過去の時間から
また投函させている
縁を結んだだれかの言葉に作用する様に

湧現する意識の躍動している波動の群れ
増し続けて
真理の詩の行進さまたげてる
鬱屈としている時代の扉を押し開く様に

かならずきっと現出してる
生命の光りの詩は、
幽遠の刻さえも超えて
末法の苦悶の闇をあかるくかがやかせて

ぼくたち、私たちの今生の終わりなき輪廻の旅路を
歓喜栄冠の結実にて迎えさせて



レモン

呼応
2014/06/07(Sat)


静かに広がる曠野に
時代は足並み揃えて
歩み出そうと
僅かな刻を待って居る。

僕たちの出世の本懐は、
同じ使命である筈。

微かな瞬間もすれ違わずに
世界の新次元へと
私たち
飛び込んで征く




レモン

契り
2014/06/08(Sun)


この世界は、何もかも全て
自分自身の生命の中に在るって
思い出も過去も笑顔も華も

目蓋をとじたひとみの奥の宇宙…

あしたも夢も願いも燦めくときめきも
叶えるために創り出した
無限の祈り


きのうの涙も現実も旭日も架かった虹も
微笑むために乗り越える

永遠への誓い

久遠からのちぎり。






レモン

駿馬
2014/06/09(Mon)



song by Laika Came Back(車谷浩司)




レモン

元初の脈動(リズム)
2014/06/10(Tue)


君に「此れから世界が変ります」と言って、
君と眺め続けていた果ても無い様な刻のながれを泳いで、

時代も世界の表情も著しく変化を遂げて、

自分自身の姿さえも忘れて、
地面に伸びた影法師に思考すら託して、

運命の創り方と宿命の転換えかたを
寡黙な刻に学んで

孤高と孤立と孤独の宇宙の生命の中に包まれ、

纏わり付く悪知識の縁を振りほどいて

君は、君に、僕は、僕に、
解き放たれて、

ひとつの合わさる
大道(みち)の何処かで、
晴れ渡る日の出から照らされて
やがて合致し征く
いつかのあすから
導かれて。




レモン

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