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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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桜の灯り
2015/03/11(Wed)


目蓋をとじて
生命の瞳を開いて
宇宙の鼓動を感じて
時勢(とき)の声をきいて

光の花びらが舞って
祝福の日射しから包まれて
笑顔の季節の中を歩んで
新しい自分が手を振って


逢い重なる場所へと
少しずつ近づいて
未来を生き抜く
新たな魂の自我は湧き出でて

久遠の風に吹かれて
静かな涙をそっと流して…

薄紅の刻がすべての瞬間を覆い尽くして、煌めかす。




レモン

“春光”
2015/03/15(Sun)


捻れて拗れていた不幸の根は
徐々にほどけて、
翳って霞んでいた景色の光は
段々とよみがえって、

寒風の行き過ぎた後に
春風ののどかな夢は舞い

小川のせせらぎと
野鳥のさえずり、

開花する花たちの共演と
にぎやかな日常のはじまりの到来


幾度目かの新しい今に生誕まれる
地涌の戦士の生命の産声
自身の胸奥の宇宙にこだまさせれば、

改革の宿命の真の刻に
虹の詩は咲きあふれる




レモン

革命
2015/03/18(Wed)


加速してゆく世の中の動きと
静寂の夜に感じてる懐かしい香り

時代が移り変わる気配と
生命の内側から溢れる声の響き

目覚める季節と
ほんとうの世界が近づいて訪れ来る
兆しに触れたい願いと
たくさんの星たちが煌めく瞬き

すぐ其処に革新の朝が
すぐ其処で革新の刻が

蓄積された遠く深い意識の淵に
溢れ出る業因の蓮華(ハナ)の夢を

開き咲かせる一念(いのり)を凝縮させた詩…




レモン

実在
2015/03/24(Tue)


海に満ちた光の呼び声が木魂して
わたしの生命の宇宙に静かに轟く

長い長い歳月の様な
つい昨日迄の事の様な
時流さえもとび超えたかの様な
不可思議な感覚が心身さえも包み込んだ

潮風が嗅覚に感応して
まざまざと記憶の思い出も蘇り
数え切れぬあの日たちも色鮮やかにすぐ其処に…

寄せては返す波音の音律が
流転繰り返してきた生死の輪廻の刻の輪を
砂浜にちりばめた貝殻たちにどこか託してるように
共鳴の印を形づくる

打ち寄せた波の詩は歪な大きさの岩肌に衝突しては白いしぶきを上げて
言葉には成らない言葉を伝えてきているかの様に
見えはしない想いを訴え掛けてる

彼方に浮かぶ島々には
灯台が照らした歴史の跡が明るく物語ってる
悠遠なる懐かしの調べ

聴こえてきた鼓動のリズムも太古の太陽の陽射しからの
生命に読み取った
あたたかい宇宙の創まりのメロディ


幾つもの時代が行き過ぎてきて
幾つもの世紀を見送ってきてイマ
人類の出逢う英知の哲理は
日輪のように天に輝き放ち
蓮華のように浄らかな姿を
イマ現世(ここ)に示して居る。




レモン

刻の詩から
2015/03/25(Wed)



厳冬の魂の寒風のなかをイマ突き抜け
春の風の陽射しのなかで
至福の眠りの目覚めの光の夢を
私たちは無限の功力の喜びのなか
享受して謳歌する季節を
やがて迎えます。

染み込んでいた涙もじき渇いて
うなだれ疲れ果てていた心もじき潤い
到達した歓喜の達成の調べが
魂の宇宙に躍動し流れて

使命の花々も遠く続く道道に並び咲き開き
眼前の気色には想い画いていたイメージが現出して
夜も朝も星も風も大地もトキメキも
あらゆる素敵は生命の宇宙のなかで融合して
自身の外界も内奥をも荘厳していきます。

いつかみた
なつかしい光の記憶のなかで
いつか触れた
いとおしい思い出の感覚の果てを

包み込んでくれる
大宇宙の根元の願いと祈りの詩から今
この刻に総て委ねられてるように…





レモン

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