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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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輪廻
2014/12/02(Tue)



新しい自分に生まれ変わって
新しい人生を生きて行く

新しい世界の扉を開き
輝きのかけらに成りながら
新しい未来を創りゆく礎の一部に

永い眠りから覚めた魂の祈りは
巨山(やま)の様な現実の困難さえも動かせる

忘れていた時間の色どりだって
風や雪や雨の吹き揺れる残像の染まる瞬間に蘇れる


新しい自分にまた出逢えて
新しい道をまた進んでゆく

新しい自分とまた手を繋いで
新しい生命に変わっていく

いつも新しい自分を見つけ出して
満ち足りた生命と宇宙の呼応を感じていく





レモン

僕たちの旅だち
2014/12/06(Sat)


風が吹いて、
刻が融けて、
夢が生まれて、
現在(いま)が煌めいて、
僕たちは歩いて征く。

時代が進んで、
昨日が過去になって、
真実は常識に近づいて、
革新する命は育ち、
私たちは深化している。

とびらを開いて、
光明(ひかり)から包まれて、
安らかな自分を識って、
やわらかな白雲に乗って、
僕たちは導かれて
たどり着く。

たえなる詩が花の舞う様に鳴り響く
平穏と安国の史実創まる
現在世の真新しき物語…





レモン

発心
2014/12/07(Sun)


なつかしい記憶のメロディに
毎日の生活のなかの慌ただしささえ失われて
あの日、どこで生きて居たのだろう…
あの日、なにを考え思っていたのだろうか…と、

押し流されていく時間と降り積もった刻の欠片…
ずっと遠くから歩いて来た、意識の深い場所に在る想い出の残像達…

海原(うみ)も山脈(やま)も大地も虚空も微風(かぜ)も花も鳥たちも、
月も日輪も星のまたたきもあらゆる気色達は一緒に成り、
未来へとつづく物語の彼方へと還って行く


翼も羽根も剣(つるぎ)もナイフも持っていないし、
宇宙のリズムと連動する生命の理法だけを懐きながら、
この荒れ果てた時代と世界が終わる迄は唱え続けて行くよ

一念に億劫の魂の願いを込めて、
「時代(とき)よ、生命の哀しみよ、一瞬でもわずかでも早く、不幸の運命の連鎖を断ち切り、光りかがやく悦びの胸中と成りたまえ!」と…




レモン

自覚
2014/12/12(Fri)



青空に魂が突き抜けて、
浴びている陽射しに情景は
なにもかもが煌めいて

春と夏の明かりが全部
頭上から足元迄降って来て
満ち溢れてく様な歓喜のエネルギー

きのう迄がすべていなくなって
もっとあたらしい素晴らしい物語が
誕生する為の創造力が漲っている萌しの気色…

わたしたちの意識の波動と宇宙の運行している生成のリズム。
溶け合い混じり合いながら、
速くて大きくて強力なうねりで万年への未来迄の扉も開かれる…

莫大な時間の壁が今砕け散りながら、
星々が詠う優しい子守り唄につつまれて
ゆっくりとした至福の揺蕩いにみんな成る。





レモン

voices
2014/12/14(Sun)



影も形もない
深い夜の底を
じっと見つめている
それだけの日常の中に
ぱっとなつかしい優しい光が射して

私たちが進むべき其の場所の在り処を指し示してくれてる

生まれきた理由を、同じ時代に生きて居る訳を

諭す様に、教える様に、伝えてる様に、

こもれびのように音も言葉もない
あたたかな温もり

しずかな産まれたての刻の流れから導かれていく。

悠久の旋律がつつみ込むように眠らせてくれるように

それぞれの生命(いのち)の詩が綴られて、

開花している未来の大地に

賛美している永劫の花も

変転している時代の姿だって…

私たち一人一人が宇宙の一部
僕たち一人一人が再生の淵源

はじまる潮流の響く歌声
きこえる魂の待ちきれない掛け声
ひらかれてく理想の夢が現実に変わる其の唱題(こえ)。





レモン

信念
2014/12/17(Wed)


猛吹雪の中を、雷雨の道を
ただ黙々と歩む
ただ淡々と進む

激震している世界を
変動している時代を
ただ信じ続けて生きる
ただ夢み続けて画く

開花した生命の華々の彩りを。
深化する心王の宇宙のきらめきを。

ただ想い続けて、
自分に勝つ




レモン

シグナル
2014/12/18(Thu)



遠大な深淵の意識下から
つながっているこの意志の疎通
叶う想いの祈りが幾つも束になる結実

時空のゆがみと捻れが晴れ渡り
春の射し込むほのかな光の希望が無限の拡大

忘れていた景色の記憶も
散らばっていた今世の思い出のかけらも
捨て去っていた迷い込んだ自身の孤独の翳りも…

浄化されていくまっさらなほんとうの彼方の自分の生命へと到達する業因が現れるから





レモン

確信
2014/12/19(Fri)



きみはもう既に知ってる
自分がどうして産まれて来て
なんのために生きて居るのかを。

きみにはもう既に視えている
未来の陽射しから包まれて
歩きはじめる物語りのあらすじを。

きみはもう既に聞き取っている
周り回って巡り巡った末に
体内よりも奥深い魂が放つあの声を。


きみの生命がきみの幾つもの問いかけに応えて、
弾んで行く呼応の心の歌声と結びつく


きみにはもう既に判っていた
永遠のような歳月と、
瞬間のような時間が、
始まりとイマに合わさり、
人知を跳び超えた理由と秘密と意味が
明かされていくことも。。。




レモン

無題
2014/12/22(Mon)



ついこの間が、もうあんなに遠くに見えます。
僕たちが生きて居る世界は益々速度を上げて、
出逢うべき時代の其の瞬間へとたどり着こうとしています。

用意はできましたか?準備はできていますか?

生命の内なる世界に功力の源の福運をためて、
勢い良く前向きに踏み出さねばなりません。

今世の自身の魂がどの様な形に変わっても、
死力と気力を振り絞り、輝く光の眩い弾丸の様になりながらも、最後の最後迄進み続けなければなりません。

自身の生命が冥合する大宇宙の合致する無限のエネルギーの生命力(ちから)を信じ切り邁進するのみです。

自我の小我を大我の境涯へと昇華させながらも、
命を使いながら役目を果たし終えるのみです。

結末と限りがあるから、すべては尊い存在で居られる。
いつ迄も続く甘美なだけの幸福ならば、いずれ薄れ惰性になり有り難みすら失われていく。

瞬間瞬間の仏性と法性の光輝の迸りから包まれて、
永遠未来の歓喜の生命へと到達するのみ






レモン

無明の闇を抜けたら
2014/12/24(Wed)


海岸線を魂が掠れる迄歩き続けて、
旅の道のりを繰り返してきた人びと

遠い過去からの物語りがフィードバックされて、
あたらしい未来からの時間が先ほど戻り来たばかり

同時代性の枠の中に詰め込まれた知識と認識は
簡単に飛び超えられて、
真理の法則から結び付けられてく事象(モノ)だらけに


魂が喜び、きらめきが溢れるほど、僕達は黎明の訪れを純粋無垢な想いで願う

生命が微笑み、辺り一面が輝くほど、私達は新章のはじまりの言葉を胸に抱き信じ待つのです




レモン

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