ホーム > 詩人の部屋 > レモンの部屋 > 日記

レモンの日記

2015年04月



1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30


<< 前の月次の月 >>

日指定

プロフィール
詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

ワード検索

最新ログ

過去ログ

生命の詩
2015/04/27(Mon)



なだらかで柔らかな刻が、
自分自身の生命宇宙に訪れ来る。

穏やかで懐かしい感覚が、
自己自身の生命境涯に現れて居る。


一人きりで産まれて、一人きりで還り征く。

きょう幸せの絶頂にある生命(ヒト)が、あす奈落の底で倒れている。
他人を羨む事に価値は無く、人間の持つ宿命を考えるのならば、毎日が己自身の罪業との対決だ。



涼やかで真新しい微風が、
自分自身の生命心象にやって来る。


力強くて心強い生命力(ちから)が、
自己自身の生命深奥から高まってくる。


毎日が、苦しくて弱くて哀しい己自身での闘争だ。


そうして…
前進めば、前進む程
終わりに近づけば近づく程

未開拓の生命の広野の先には、
大きく大きく開かれた境地の歓喜の景色が
花と夢と光の詩と音を
辺り一面に降らせる様にして、
広がっている。
待っている。
満ち満ちている。




レモン

法理
2015/04/29(Wed)





藤の花が静かに風に揺れて
葉桜になった樹から囲まれて
久遠元初の刻の香りが立ち込めて

ありふれた日常の世界がそのまま
永劫の終わりなき仏国土
ありきたりの何処にでも在る景色が
悠久の喜びに満ちる寂光土

生命の内奥世界に現れ来た
福徳の功力のほとばしりが
凡夫の我が身を新次元に翔ばす


生命究極の変革極理。



『餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る、水は一なれども果報にしたがつて見るところ各別なり』





レモン

5月の風と夢のなかへ
2015/04/30(Thu)



一度はいつか終わると決まっている生命(いのち)。


振り返らずに、生まれた理由を覚知できたのならば
ただまっしぐらに全てが完結できるその日迄は。



まだまだ混乱を極めてる世界。

行き過ぎた過去の輝く芸術や文化を糧にして、英気や生命力を養いながら、ただひたすらに自分のペースで歩を進めるだけ。


世界が、時代が追い付いて、
もっと大きな変革の波が湧き起こったのならば、
もっと優しい風が吹くだろう。
もっと心弾む歌もどこかできっと流れるでしょう。





一度はいつか終わると決まっている生命(いのち)。

きょうもその日を愉しみにできるように、きょうを生きてくだけ。







レモン

[前の10日表示]   [レモンの日記]   [次の10日表示]
- 詩人の部屋 -