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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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過去ログ

未来史
2013/11/29(Fri)


真夜中の目覚めを抜けて、
宿命の輪廻から抜け出して、
君の生命のひかりが前途を明かし、

慌ただしい現代のみらいへと歩み

今世の役目のために魂の尽力に徹し、

結束した三世を超えた

生命の友だちは、手をつなぎ

はばたきだす人類史の呼応に招かれて、

安息の元始の臨終(ねむり)のなかへと懐かれて、

帰還る





レモン

人間革命
2013/11/27(Wed)



閃光が走り抜けて
雷鳴が轟き渡って
鮮烈な運命が、
私達の生命には存在して

憂うつな世界の暗雲を消し飛ばして
安逸な思考のままでは活きれなくて

世界を内包する宇宙との距離はせばまり、
あしたの展開をも動かし変えてゆく
思想と哲理の輝きはさらに深まり

付和雷同の民の視線が烏合の衆と化しても
時代の変転は待ってはくれないから、

棚から牡丹餅の待ち惚けの魂が後悔の念に歎いても
革新の波動は善縁を頼りに拡大する





レモン

“随力弘通”
2013/11/21(Thu)


機根は高まって
機運もまた一段と熟して

刻の風がまた吹き抜け
夜の光りをまた眺めて
朝の月にまた見守られて

突き進む世界の果て迄
揺れ動く現代の中で
淘汰されていく思想は塵に融けて

生命が輝く哲理を奏でて
生命がきらめく思想を学んで

あしたが革命してゆく一念(いのり)を唱えて
あしたが躍進してゆく三千(せかい)を描いて

☆ちなみにこの日記は、hideさんのTELL MEを繰り返し聴きながら綴りました(^-^)/




レモン

IGNITION, SEQUENCE, START
2013/11/19(Tue)



世界は目醒めようと
過去の時代を超えようと
其の場所へ宿る
全ての生命たちが
新世界の扉を開け放とうと
魂の自由を獲得する為に
ひしめき合いながら、
覚醒の涙に濡れながら、

共鳴する宇宙の音律を探し求め
生死の意味、
因果の理由(わけ)、
真理の深さ、
旭日(あした)の喜びを、

渇望するように
信仰をする





レモン

決心
2013/11/18(Mon)



耐え切れない孤独の海の中で
なにもかもを無くしてしまった
運命の人生の時間の果てに

涙だけが寄り添う様に溢れてきたのだとしても、

苦しみだけが心のなかで渦巻いていたとしても、

絶望の闇を切り拓いて
あたらしいメロディと生きてゆくだろう
なつかしの旋律に魂を預けながら
あしたの先へと歩いてゆくのだろう

後悔と悲しみで一杯の胸のなかを掻きむしる様にして
昨日までの日々を振り切れば

天から差した陽光に包まれた
かつての世界の記憶に懐かれて

もっとあたらしい自分自身を発見するのだろう
もっとかがやかしい今生の軌跡の果てに
いつの日にかたどり着く事ができる筈だろう


絶望と悲しみ・・
静寂と沈黙・・
慟哭と孤独・・

あしたとひかり
きぼうと展望・・

みらいのやくそく




レモン

HANA〜いのちの芽ばえ〜
2013/11/17(Sun)


誰にも 太陽は いつも降りそそぐよ
あなたのもとへも 強く美しく
凍える寒さも嵐もやってくる
だけどきっと咲かせる 君色の花

words by Toshi





レモン

船出
2013/11/16(Sat)


新たな時代の潮流は
けなげに生きている
私達の生命に宿る祈りの詩を
包み込むようにともに運びながら
ゆっくりと少しずつ動き出した

しずかな夜半にたしかな感応に
とけてゆく昨日までと

はじまりはじめた旭日の歌声に







レモン

哲理
2013/11/14(Thu)


兎は経行の者を供養せしかば
天帝哀みをなして月の中にをかせ給いぬ
今天を仰ぎ見るに月の中に兎あり

(松野殿女房御返事P1394)


昔独りの人有りて雪山と申す山に住み給き其の名を雪山童子と云う、蕨をおり菓を拾いて命をつぎ鹿の皮を著物とこしらへ肌をかくし閑に道を行じ給いき、此の雪山童子おもはれけるは、倩世間を観ずるに生死無常の理なれば生ずる者は必ず死す、されば憂世の中のあだはかなき事譬ば雷光の如く朝露の日に向ひて消(きゆ)るに似たり、風の前の灯の消へやすく・芭蕉の葉の破やすきに異ならず、人皆此の無常を遁れず終に一度黄泉の旅に趣くべし、然れば冥途の旅を思うに闇闇として・くらければ日月星宿の光もなく、せめて灯燭(ともしび)とて・ともす火だにもなし、かかる闇(くら)き道に又ともなふ人もなし、娑婆にある時は親類・兄弟・妻子・眷属集りて父は慈みの志高く母は悲しみの情深く、夫妻は海老洞穴の契りとて大海にあるえびは同じ畜生ながら夫妻ちぎり細かに、一生一処にともなひて離れ去る事なきが如く・鴛鴦の衾の下に枕を並べて遊び戯る中なれども・彼の冥途の旅には伴なふ事なし、冥冥として独り行く誰か来りて是非を訪はんや、或は老少不定の境なれば老いたるは先立(さきだち)・若きは留まる是れは順次の道理なり歎きの中にも・せめて思いなぐさむ方も有りぬべし、老いたるは留まり若きは先立つされば恨の至つて恨めしきは幼くして親に先立つ子、歎きの至つて歎かしきは老いて子を先立つる親なり、是くの如く生死・無常・老少不定の境あだに・はかなき世の中に・但昼夜に今生の貯(たくわえ)をのみ思ひ朝夕に現世の業(わざ)をのみなして、仏をも敬はず法をも信ぜず無行無智にして徒らに明し暮して、閻魔の庁庭に引き迎へられん時は何を以つてか資糧(しりょう)として三界の長途を行き、何を以て船筏(いかだ)として生死の曠海を渡りて実報寂光の仏土に至らんやと思ひ、迷へば夢覚(さと)れば寤(うつつ)しかじ夢の憂世を捨てて寤の覚りを求めんにはと思惟し、彼の山に籠りて観念の牀の上に妄想顛倒の塵を払ひ偏に仏法を求め給う所に。

(松野殿御返事P1383,1384)



今阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり、此の五大は題目の五字なり、然れば阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房・此れより外の才覚無益(むやく)なり、聞(もん)・信・戒・定(じょう)・進・捨(しゃ)・慚(ざん)の七宝を以てかざりたる宝塔なり

(阿仏房御書P1304)


此の曼陀羅は文字は五字七字にて候へども三世の諸仏の御師一切の女人の成仏の印文なり、冥途にはともしびとなり死出の山にては良馬(りょうめ)となり・天には日月の如し・地には須弥山の如し・生死海の船なり成仏得道の導師なり。

(妙法曼陀羅供養事P1305)



然れば久遠実成の釈尊と皆成仏道の法華経と我等衆生との三つ全く差別無しと解(さと)りて妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、此の事但日蓮が弟子檀那等の肝要なり法華経を持つとは是なり、所詮臨終只今にありと解りて信心を致して南無妙法蓮華経と唱うる人を「是人命終為千仏授手・令不恐怖不堕悪趣(ぜにんみょうじゅういせんぶつじゅしゅ・りょうふくふふだあくしゅ)」と説かれて候、悦ばしい哉一仏ニ仏に非ず百仏二百仏に非ず千仏まで来迎し手を取り給はん事・歓喜の感涙押え難し

(生死一大事血脈抄P1337)



されば法華経の行者の祈る祈は響きの音に応ずるがごとし・影の体にそ(添)えるがごとし、す(澄)める水に月のうつるがごとし・方諸の水をまねくがごとし・磁石の鉄をす(吸)うがごとし・琥珀の塵をとるがごとし、あ(明)きらかなる鏡の物の色をうかぶるがごとし

(祈祷抄P1347)





レモン

“仏果”
2013/11/13(Wed)



呪縛する輪廻の根源を断ち切ったら、
澄んだ青空が其の生命に拡がって

混濁する人界のしがらみを拭い去れば、
懐かしい光風の映像が其のまぶたには蘇り

解脱する宿命の業苦を転換してしまえれば、
歓喜の脈動の詩歌はおのずから華の様に咲き誇り


貴方の仏界を導くだろう
貴方の仏性へいざなうだろう






レモン

“仏縁”
2013/11/11(Mon)



私達が背負わされていた
悲哀や苦しみは
次の時代の再興の要因

私達が離れられずにいた
切なさや寂しさは
かつての世界の古ぼけた情景

堕ちゆく世界と
其れにあらがう
輝きの生命達との闘い

咲きゆく未来と
救いを待ちわびる
幼き仏子達との縁(えにし)


遙かなる未来は
いつだって呼んでいる

大いなる希望の詩は
どこまでも響いていく


不可思議な力が同じ時代に
幾つもの生命を引き合わせる

不可思議な縁が新たな世界へと
幾つもの悪業を終わらせていく





レモン

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