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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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ARE YOU SLEEPING BROTHER JOHN?
2013/09/01(Sun)


静謐な旋律が緩やかに渦巻き
流れるようなたゆたいの夢は、
雲のはるか上方迄も
遠く聞こえるように…




レモン

“十界”
2013/08/31(Sat)



寡黙の様な時節(とき)に砕け散る
星雲のきらめきが導きだす
道すじを歩き続けている僕たち。

遠い未来がイマを遠い過去に変えて
誰一人も存在をしなくなる現実の場所に
遺す生命の証は何。

六道を輪廻している衆生が
四聖の扉を開いて覚醒をする。

泪の数が潤わせた種子に芽生えた花が
刻を択んで開花をする。

宿命の夜に滲んでいた己心の輪郭は、
あかるい閃光を解き放ち、
生誕の意義を見いだした。




レモン

法力
2013/08/30(Fri)


無関係になっていく世界を繋ぎ留めて
バラバラになっていく世界の向こうへ

星々を生命のさなかで詠わせて
日輪を小宇宙に昇らせて
月天の灯りは常闇に映えるから

淀んでいく海の濁りの様な感応が浮遊して、
魂の正道の軌道を隠していたとしても

奪われた青春の歌の様な風の音は、
忽ちに輝いて、
きみの眼前のみえない鉄壁さえも
溶かす様に拓いてゆくから




レモン

HURRY GO ROUND
2013/08/29(Thu)



巡り進む季節の中で
いつも四種の風が吹いて
振り返る間もなく
今生の幾つもの未来への扉を
開き続けて

刷り込まれた常識に
疑いも出来ずに
時代が褪せたあとに
いつも思いしらされた

今生はあとどれくらい
到達出来る?

原始の遠い過去から
発展を重ねて
壊れかけのイマに

宇宙と生命の真相を世相へと




レモン

希求
2013/08/28(Wed)



ずっと眠っていた間に
きみは変わってしまっていた
世界の景色と在り方に
がく然としてしまい、

懐かしい記憶のおもいでの姿を
彷徨うように捜してる人々を
目のあたりにしながら、

再生の唄を響かせている
現代人の儚さに
無力感と脱力感で魂を一杯に
しながら、

つぶやきを繰り返す

「終わらない雨の中で、涙に沈んでいきながら、それでも、・・・」





レモン

MISERY
2013/08/26(Mon)


今生の生命を最期まで燃焼させて
今世の魂を終末(おわり)まで清浄化させて
限界の涙を100万回ながして

なにも憶い遺す事も無くなれば
静かに安らかな心で還れる





レモン

革命
2013/08/25(Sun)



地獄の中で生きている
悲しみの淵で腰かけながら
苦悩の果てに追いやられて
孤独の苦海(うみ)に溺れながら

痛苦の笑顔を耐えぬかせている
永劫の輪廻から抜け出せるように
力尽きる心象(イメージ)を抱かぬように
終わりの華を愛でれるようにと

誰人も現世のフィールドに立たされた運命共同体
零れ落ちた涙の粒が弾けてく
崩れ始める自我の表層に
きれいな宇宙が並んでゆく

開きだした生命の扉に導かれて

あらたな自身の理に目醒めていく。





レモン

“臨終正念”
2013/08/24(Sat)

今世の時間は刻一刻と短くなってゆく。
ただ待っているだけでも、すでに目醒めを忘れてても
無関係に老年期の其の先迄。

誰かが誰かを揶揄していても、
誰かが誰かに固執していたとしても、
何処かで誰かが生まれて、
いつかに誰かが旅だちをしても、
自身の寿命が定められている
不可思議な運命に引き連れられ。





レモン

ピンク スパイダー
2013/08/23(Fri)


現実の悪夢を引き裂いて
現在の混沌を切り裂いて
生命に生やした強靭な翼で
勇躍、宇宙の果て迄も
飛びだそう

崩れ落ちる世界が明日に終わろうとも
壊れ砕ける星が明日に尽きようとしても




レモン

DICE
2013/08/22(Thu)



君の中 渇いた花に 水をやろう
もしも その身果てぬなら
咲き乱れるのか 朽ち果ててるのか
二つに一つのダイス

words by hide





レモン

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