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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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シグナル
2014/12/18(Thu)



遠大な深淵の意識下から
つながっているこの意志の疎通
叶う想いの祈りが幾つも束になる結実

時空のゆがみと捻れが晴れ渡り
春の射し込むほのかな光の希望が無限の拡大

忘れていた景色の記憶も
散らばっていた今世の思い出のかけらも
捨て去っていた迷い込んだ自身の孤独の翳りも…

浄化されていくまっさらなほんとうの彼方の自分の生命へと到達する業因が現れるから





レモン

信念
2014/12/17(Wed)


猛吹雪の中を、雷雨の道を
ただ黙々と歩む
ただ淡々と進む

激震している世界を
変動している時代を
ただ信じ続けて生きる
ただ夢み続けて画く

開花した生命の華々の彩りを。
深化する心王の宇宙のきらめきを。

ただ想い続けて、
自分に勝つ




レモン

voices
2014/12/14(Sun)



影も形もない
深い夜の底を
じっと見つめている
それだけの日常の中に
ぱっとなつかしい優しい光が射して

私たちが進むべき其の場所の在り処を指し示してくれてる

生まれきた理由を、同じ時代に生きて居る訳を

諭す様に、教える様に、伝えてる様に、

こもれびのように音も言葉もない
あたたかな温もり

しずかな産まれたての刻の流れから導かれていく。

悠久の旋律がつつみ込むように眠らせてくれるように

それぞれの生命(いのち)の詩が綴られて、

開花している未来の大地に

賛美している永劫の花も

変転している時代の姿だって…

私たち一人一人が宇宙の一部
僕たち一人一人が再生の淵源

はじまる潮流の響く歌声
きこえる魂の待ちきれない掛け声
ひらかれてく理想の夢が現実に変わる其の唱題(こえ)。





レモン

自覚
2014/12/12(Fri)



青空に魂が突き抜けて、
浴びている陽射しに情景は
なにもかもが煌めいて

春と夏の明かりが全部
頭上から足元迄降って来て
満ち溢れてく様な歓喜のエネルギー

きのう迄がすべていなくなって
もっとあたらしい素晴らしい物語が
誕生する為の創造力が漲っている萌しの気色…

わたしたちの意識の波動と宇宙の運行している生成のリズム。
溶け合い混じり合いながら、
速くて大きくて強力なうねりで万年への未来迄の扉も開かれる…

莫大な時間の壁が今砕け散りながら、
星々が詠う優しい子守り唄につつまれて
ゆっくりとした至福の揺蕩いにみんな成る。





レモン

発心
2014/12/07(Sun)


なつかしい記憶のメロディに
毎日の生活のなかの慌ただしささえ失われて
あの日、どこで生きて居たのだろう…
あの日、なにを考え思っていたのだろうか…と、

押し流されていく時間と降り積もった刻の欠片…
ずっと遠くから歩いて来た、意識の深い場所に在る想い出の残像達…

海原(うみ)も山脈(やま)も大地も虚空も微風(かぜ)も花も鳥たちも、
月も日輪も星のまたたきもあらゆる気色達は一緒に成り、
未来へとつづく物語の彼方へと還って行く


翼も羽根も剣(つるぎ)もナイフも持っていないし、
宇宙のリズムと連動する生命の理法だけを懐きながら、
この荒れ果てた時代と世界が終わる迄は唱え続けて行くよ

一念に億劫の魂の願いを込めて、
「時代(とき)よ、生命の哀しみよ、一瞬でもわずかでも早く、不幸の運命の連鎖を断ち切り、光りかがやく悦びの胸中と成りたまえ!」と…




レモン

僕たちの旅だち
2014/12/06(Sat)


風が吹いて、
刻が融けて、
夢が生まれて、
現在(いま)が煌めいて、
僕たちは歩いて征く。

時代が進んで、
昨日が過去になって、
真実は常識に近づいて、
革新する命は育ち、
私たちは深化している。

とびらを開いて、
光明(ひかり)から包まれて、
安らかな自分を識って、
やわらかな白雲に乗って、
僕たちは導かれて
たどり着く。

たえなる詩が花の舞う様に鳴り響く
平穏と安国の史実創まる
現在世の真新しき物語…





レモン

輪廻
2014/12/02(Tue)



新しい自分に生まれ変わって
新しい人生を生きて行く

新しい世界の扉を開き
輝きのかけらに成りながら
新しい未来を創りゆく礎の一部に

永い眠りから覚めた魂の祈りは
巨山(やま)の様な現実の困難さえも動かせる

忘れていた時間の色どりだって
風や雪や雨の吹き揺れる残像の染まる瞬間に蘇れる


新しい自分にまた出逢えて
新しい道をまた進んでゆく

新しい自分とまた手を繋いで
新しい生命に変わっていく

いつも新しい自分を見つけ出して
満ち足りた生命と宇宙の呼応を感じていく





レモン

Song for Someone
2014/11/23(Sun)


だれかのために流れ響く歌が聴こえて
世界の黒闇に黎明の様な時間は立ち込め

絶望と退廃と不穏な時代の進行に転換を求めてる民衆の叫び声

こだまする悲しみと苦悩
止められない不幸な連鎖
行き場の無い魂たちの孤独な陰

少しずつ理解と真相と発見が深まり
無知の魂の凝り固まった思考を溶かして、

前向きな明るい連結の想いは
大きく確かに時代をも動かしはじめてる

そう、だれかのために流れ響く歌は
静かにやさしく力づよく
僕たちのこと勇気付けている




レモン

明年
2014/11/22(Sat)

刻は充ちて
喧騒の後に優しいハーモニー
訪れくるかの様に

あのはじまりの日は
少しだけ姿を見せはじめた

レモン

創立記念日
2014/11/18(Tue)


モノクロに染まった時間を脱ぎ捨て
新たな未来の世界の光を生命に灯し
きみもわたしも誰も彼も皆、
黄金(きん)の風に戦ぐ
心地よい魂のリズムに成りながら、

この宇宙の、この星の、この場所の
広がり続けている刻の枠さえも
見渡しながら、

悠々とながれていく歌のように
燦々ときらめいている想いでのように…

歩いている。
生きて征く




レモン

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