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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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内なる宇宙の気色の詩をきいて
2014/10/02(Thu)


飛行場の敷地内から翔び交う
無数の鳥たちの爆音

僕たちは管制塔の直ぐ近くから
さまざまな色彩を発光させてる
大地に輝く星々の灯りに見ほれて居る。

世界は常に混乱と混沌の連続で
疲弊している人間の心の苦悩が
大気の境界に巨大な膜を張り
全人類の生命(いのち)の窓曇らせている。

深みに嵌っていく時代と、
目覚めようともがいている魂たちの鬩ぎ合い
眠りたいと
悲鳴を上げてる人々と
哲理の祈りの旋律(メロディ)
明日に繰り出しながら、
変革の時間築き上げてる
先人たちの闘争の閃光(ひかり)



レモン

睡蓮
2014/09/18(Thu)


今朝、睡蓮の花が開いた。
6月末から育ててて、今年は天候もよくない日も少なくなかったけれども、
やっと、純白の華が咲いた。




レモン

生命の眼光
2014/09/15(Mon)


一歩一歩進む今日の世界
悪夢のような眠りから
引きずり込まれぬように、
意志は鉄壁で黄金の眼差し

時代の変化の余波から
魂を切り刻まれぬように、
深淵な意識の連動を駆使し
万象の幻惑弾き返し、
たどり着くべき通過点何時も越え、
自分を乗り越える境地の最高点
日々に塗り替える





レモン

悠久の旋律(しらべ)
2014/09/14(Sun)



遡りゆく膨大な刻は、
未来の彼方へと今流れ込んでいく
澄み渡る天穹の蒼色(あお)
湧き上がる白雲の意思(おもい)

影響し合い関連し合う万物の命の詩
善も悪も幸せも苦悩も
すべてを巻き込み事象と現しながら、
神聖な世界のつぎの時代へと
生まれ変わる為に移り変わりゆく

深緑が落葉の色どりで土に帰りながら、
無常の人界の儚さと尊さと瞬間(イマ)の限りを諭す様に

風がながれて、唄が聴こえて、景色が滲んで
永遠は生命の奥深くで存在している事を識り

過去をなつかしんで、思い出に自己の意味を憶い、
夕焼けに明日の価値を問う・・

星空に願いを映しだして、真夜中に己心の静寂をきらめかせ、黎明の美しさに自身の陰影すら忘れて・・

誰も彼もが、生命と繋がる宇宙の発露からなる
魂の音楽を奏でる様に


いつも活きて居る。
いつも生きて征く




レモン

追憶
2014/09/13(Sat)




いくつものかつての情景は、
どれもこれも生命の時間の中で今も続いて
懐かしい夜の星が
忘れていた幼き夢も
掴もうとしてた未来の光景も

優しいざわめきのように
自分の分身のように
遠い宇宙から語りかけるように

瞬間的に過去現在未来の刻を結びつけていく


僕たちが覚えていた世界も
いつの間にかこんなに変わり果てて
言葉もなく
佇んでいるたくさんの花たちだけが、
ほんとうの物語りの結末だけを識っているみたいに
枯れ落ちて
咲き誇り
生死を音もなく演じている


眠っては目覚めて
歩いては見上げて
微笑っては泣いて
僕たちは今もこの世界の光を信じて歩いてる

僕たちは今だに自分の世界の可能性を求めて活きている。




レモン

交信
2014/09/11(Thu)


ちいさな夜明けが
生命の真ん中でまたたいて
暗がりで怖がりの心のドアを
優しくノックしてる。

ひび割れてた魂の声を聴いて、
疲れ切っていた時間の夢をながめてる

柔らかな願いの詩をしずかに紡いで、
ひろがり充ちゆく魂の呼応を確かめて居る。





レモン

出現
2014/09/06(Sat)


巨大な箱の様な時間の中から
次々に飛び出す
音の様な光を身に纏った魂の歓び

嘆きの声や憂うつな眠りをかき消しながら、
彷徨いの天空で結ばれ合う
星たちが地上へと落とす
ちいさな灯りの微笑み

長遠の中の夢の途中で
歩いていた人たちが羽根を生やして、
宙に浮かび上がる
生命の内奥でもう1人の自分に逢う為に


笑い声や懐かしい未来が
話し掛けてくる
遠い記憶の波間に揺蕩う宇宙の煌めきが
いつ迄も響きながら優しく詠い紡ぐ様に




レモン

春光
2014/09/04(Thu)


桜吹雪も大地へと還って
いつか訪れくる時節を待ち

秋の景色の夢幻に揺れてるコスモスのささやき声

風の唄う丘の見上げた蒼穹
淡い意識の想いの深層に融け

いくつもの歳月を生命の物語りによって綴り

進み出す時代の歩みの歩調に合せ

散らばる感情の分身たちを一つに束ねて

広がる宇宙の行方を創造の未来へと委ねる




レモン

九月
2014/09/01(Mon)



秋の風が吹いてきて、
季節の色彩(いろ)が変化をして、
刻の詩は世界の次元の捻れを奏で、

生命の内側から発散されゆく
深奥のエネルギーが未来(あした)を創り、

機縁と起因の連なりの数多の発動する
時代の必然性が表出する“今”





レモン

人界
2014/08/25(Mon)


言葉に出来ない想いが立ち込めてる
この世界の現状に
ただ立ち尽くすだけで
ただ歎いてるだけで
ただ時間が終わるのを待つだけで

居ても居なくても良かったような
生命の存在で立ち去るのは、
せつなくてさみしいから

詩を詠って、祈りを込めて、刻を換えて
私を救って、生命を輝かせて、みらいを引き寄せて、

現世(とき)を進んで、咲顔に成って、誕生まれた証を打ちたてて

いつも私が私で、いつの日にも自分が自分で居られるように

この世界の常識の真理の現出を
わずかでも推し進める




レモン

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