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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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自我の意識(こえ)
2015/04/17(Fri)


朝の気配が訪れて
街は白みはじめて
世界が、きょうが動きはじめるのを感じて
天井を眺めながら、今世の残りの日々を考えて
自身の存在意義に思い巡らせて
しあわせな想いの理由を因を探究して
眠りながら生き続けてる魂の願いに耳を澄まし

推移する世界と変化する季節の色彩と風の匂い
私達は皆、徒らに月日を重ねてくばかり
進展なき思考を繰り返しながらも
怠惰な流行りの暇つぶしの虚しさから
捕らわれながら、疲弊してゆくばかり


あかるい太陽が今日も山々の背後から起ち昇り
私達の生きている世界を朝に変える

僕たちは生まれた理由や苦しむ訳を
心底知りたいと泣き叫びながらも
時間の経過のなかで身を任せながら
誰かに答えを委ねてるばかり
何処かで世界が運命が未来が変わるのをただ待ってるだけなんだね。


レモン

四季の君
2015/04/16(Thu)



君は、きょうまでの日々のなかで
見て感じ続けてきた
この世界の真実を

君は、これまでの時間のなかで
識り覚え続けてきた
その生命の真理を

だれかにきっと伝え教える為に。


もしかすると「正しいのかもしれない」と思っている
みんなの思念の闇を吹き払う為に。


ひとりきり、経験し続けてきた、抱え続けてきた運命の蓄積を、
あしたの其の先へと
思い切りぶつける其の為に。


此処で、今に、存在する




レモン

あらたな世界
2015/04/14(Tue)




素晴らしい世界へと
たどり着きたくて
内なる生命世界を
きょうも高めるように
荘厳させるように
読誦(いの)る
朝な夕なに


素晴らしい境涯へと
行き着きたくて
内なる生命宇宙を
あすも漲らせるように
輝やかせゆくように
一念(いの)る
朝な夕なと


『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて』…




レモン

柔らかな目蓋の光
2015/04/12(Sun)


噴水のような水滴が降ってくる
賑やかな色どりの雨ざらしの人生の詩

万華鏡のような過去現在…
疾風のような音像のなかで聞いた
心ときめく決意の言葉

未来が訪れたのならば
すべてを記憶してる風の精が
いつだって寄り添い
無限の景色を授けてくれる


時間が見える
扉を開け放つ
旋律が音律が運命を鼓舞してる




レモン

深層意識の応答
2015/04/11(Sat)



差し迫りゆく世界の明日
夜明けの歌を生命に存分に浴びて
昨日も心象の宇宙に星々をちりばめ眠りに就いた

砕けながら進み続けてる現代のイマに
奮闘しながら魂を燃やしている
目覚めたいのに彷徨い生きてる人類(ヒト)


綺麗な花が咲いた
太陽がきょうも眩しい
どこかですてきな風が吹いた
なのに人間の思想だけがますます空回りして
自分で自分の運命を傷つけてく


なみだが一雫こぼれた
悲しみの報せはディスプレイ一面に尽きる事もなく
誰もが「どうなっていくのか」
不安と疑念を抱えながらも
刹那主義なその日暮らしの日々


弱り続けたはかない魂から静かに
時間の影のなかで今生からの強制排除
過去の時代に栄えた方程式ではもう
末法(いま)の人間の生命の業苦には通用せず


救いを求めながらも
こたえを渇望しながらも
縁する事さえ出来ずに
力尽きる無念の生命(いのち)
狂い果てゆく痛恨の人間(いのち)


笑顔を信じながらも
しあわせを願いながらも
平和をえがきながらも…


昔をなつかしみながら
永遠にあこがれながら
自分の生命を慈しみながら…



*その日暮らし…なんとなくその日を生きてる事。





レモン

未完の詩
2015/04/05(Sun)



いつの日にか、
遠い彼方の何処かで
ひとつになれた世界の人々の魂の意識が
送り届けてくれている
やさしく幸せな調和の感覚の波動は

イマ私たちに、
一体何を投げかけて、
未来と現在の次元の扉を結び付け、

引きつけ引きよせたぐり寄せようと
深き祈りの一念の想いを
この広大な宇宙の
時流さえも超えた
場所と刻と生命間の立場さえも
無効にする法則に抱かれてる
私たちという
一個の運命共有体が渦巻かせている
あらゆる事象の海の
混濁と明瞭な瞬間の変化の
色彩と形状と派生の姿の意識の織り成し現す

魂の無数の生命の至福や不幸の結実の意味や原因が
生死の連動の縁起や因縁が併せ持つ
仕組みのなかで覆われて繋がれていたのだとしても、

生命の宇宙の自我の意識の世界を
自在に羽ばたき創り出す
新たな未来の運命の力を

耀く光に変えて
また今生の果て迄も
歩かせてくれる
大いなる大我の力が
現世の至る所に満ち満ちて
一つの物語は綴られて運ばれて
始まりと終わりを永劫に繰り返してく




レモン

刻の詩から
2015/03/25(Wed)



厳冬の魂の寒風のなかをイマ突き抜け
春の風の陽射しのなかで
至福の眠りの目覚めの光の夢を
私たちは無限の功力の喜びのなか
享受して謳歌する季節を
やがて迎えます。

染み込んでいた涙もじき渇いて
うなだれ疲れ果てていた心もじき潤い
到達した歓喜の達成の調べが
魂の宇宙に躍動し流れて

使命の花々も遠く続く道道に並び咲き開き
眼前の気色には想い画いていたイメージが現出して
夜も朝も星も風も大地もトキメキも
あらゆる素敵は生命の宇宙のなかで融合して
自身の外界も内奥をも荘厳していきます。

いつかみた
なつかしい光の記憶のなかで
いつか触れた
いとおしい思い出の感覚の果てを

包み込んでくれる
大宇宙の根元の願いと祈りの詩から今
この刻に総て委ねられてるように…





レモン

実在
2015/03/24(Tue)


海に満ちた光の呼び声が木魂して
わたしの生命の宇宙に静かに轟く

長い長い歳月の様な
つい昨日迄の事の様な
時流さえもとび超えたかの様な
不可思議な感覚が心身さえも包み込んだ

潮風が嗅覚に感応して
まざまざと記憶の思い出も蘇り
数え切れぬあの日たちも色鮮やかにすぐ其処に…

寄せては返す波音の音律が
流転繰り返してきた生死の輪廻の刻の輪を
砂浜にちりばめた貝殻たちにどこか託してるように
共鳴の印を形づくる

打ち寄せた波の詩は歪な大きさの岩肌に衝突しては白いしぶきを上げて
言葉には成らない言葉を伝えてきているかの様に
見えはしない想いを訴え掛けてる

彼方に浮かぶ島々には
灯台が照らした歴史の跡が明るく物語ってる
悠遠なる懐かしの調べ

聴こえてきた鼓動のリズムも太古の太陽の陽射しからの
生命に読み取った
あたたかい宇宙の創まりのメロディ


幾つもの時代が行き過ぎてきて
幾つもの世紀を見送ってきてイマ
人類の出逢う英知の哲理は
日輪のように天に輝き放ち
蓮華のように浄らかな姿を
イマ現世(ここ)に示して居る。




レモン

革命
2015/03/18(Wed)


加速してゆく世の中の動きと
静寂の夜に感じてる懐かしい香り

時代が移り変わる気配と
生命の内側から溢れる声の響き

目覚める季節と
ほんとうの世界が近づいて訪れ来る
兆しに触れたい願いと
たくさんの星たちが煌めく瞬き

すぐ其処に革新の朝が
すぐ其処で革新の刻が

蓄積された遠く深い意識の淵に
溢れ出る業因の蓮華(ハナ)の夢を

開き咲かせる一念(いのり)を凝縮させた詩…




レモン

“春光”
2015/03/15(Sun)


捻れて拗れていた不幸の根は
徐々にほどけて、
翳って霞んでいた景色の光は
段々とよみがえって、

寒風の行き過ぎた後に
春風ののどかな夢は舞い

小川のせせらぎと
野鳥のさえずり、

開花する花たちの共演と
にぎやかな日常のはじまりの到来


幾度目かの新しい今に生誕まれる
地涌の戦士の生命の産声
自身の胸奥の宇宙にこだまさせれば、

改革の宿命の真の刻に
虹の詩は咲きあふれる




レモン

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