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レモンの日記

2014年05月




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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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回帰した未来(あのひ)
2014/05/11(Sun)



こんな風に
刻を感じて

こんな風に
イマを感じて

こんな風に
世界に在って

こんな風に
三世を覚知して
居られる事


それは凄く
不思議な事です




レモン

あなたという宇宙,わたしという宇宙
2014/05/12(Mon)




昨夜見た夢のなかで、
あたらしい世界が
創られてく光景が
眩く映し出されてた

過去の世のあらゆる惨劇の因に
終止符を打ち、
華が咲き溢れるように
競い合うように
生命の運命の転換を
かがやかせて

周りは羨まないで
流行りに捕らわれないで
自分の生命だけ見詰めて
変革の波動を、
運命の未来(あした)に
起こしていく

何時の日にか終える
現世であるからこそ、
遂げるべき全てが
揺れている
刻の陽炎の向こう側に




レモン

終わりの詩
2014/05/13(Tue)

1つの終わりが到来し、
また幾つもの新しい何かが
生まれて始まる

深遠な音律に魂は委ねながら、
生命の故郷に精神の扉は繋がり

浄化され征く想いの風の様に
揺蕩いながらも、
今生の最期の日まで
ながれながれていく



レモン

詩集
2014/05/14(Wed)



以前、此のサイトの詩人の方々で、
“ことのは”という詩集を出されたみたいで。

もしも将来の何処かの日に、
その第2弾が企画されるようでしたら、
またその時節に詩人をしていましたらば、
是非、参加させて貰いたく思います。

其れも此れもどれも巡り合わせと刻の縁もあっての事だとは思いますが、その際には宜しくお願い致します。





レモン

comrade 2
2014/05/15(Thu)

現れては消えてく刻の連鎖のなかで、
右往左往しながら真理に則った価値観へと辿り着く
この世界の現代のながれから呑み込まれない様に

生命と生命の信念(きずな)を強く結び合いながら、
今生の未来の最終章まで、
僕たちはいつも壮大な旅路を歩いていくよ。

ながいながい歳月(とき)のなかで培われた
大宇宙の星々にさえ届きそうな位の
合致する魂の意志は

毎朝訪れる、黎明の光明(ひかり)を確かに生命に宿して、
暗雲と混濁の闇の世界だって突き抜けて征けるから。

2014・5・14




レモン

思念の海から
2014/05/16(Fri)

たしかな事を幾つも繋ぎ続けて
漸く此の世界の此の場所まで
辿り着いた私達

大転換期の最中に魂の身を置き
流転する宇宙の中の無量の命
僅か百年以前の常識さえ
現代(ここ)では既に古ぼけ
ならばイマから百年後の当り前も然り
目から鱗が落ちる様に
さま変わりする常識の其れに
何の疑いも無く、
毎日の日常を忙しなく生きて居る私達

瞬間(いま)の連動に囚われて
真実への眼差しを曇らす翳り
払拭出来ない時代の民の群

崩れ落ちいく弱者の犠牲は
影も姿も悟られずに、
毎日しずかに哀しい屍
産まれた意味さえ識らずに
只宇宙の藻屑の破片の意識…




レモン

my song
2014/05/17(Sat)

刻を超えて
夢を懐いて
翼を開いて

届いてきた
言葉の唄
憶いだす
声の引力

生命の闇に
星々散りばめ

落ち合う地点に
華が満ちる
因は創られ

戻る未来から
呼びかけて

貴方だけの
このMessage



レモン

In the night
2014/05/18(Sun)



魂を惑わせて
意志を遮る
虚無の森から抜け出し

疲れ果てた
心の涙を包み込んで
安らかな
眠りもたらす
導きの唄を聴かせて

行く先は
呼んでいる声のする方角

足跡は何も間違えていない
証しを印してる

あたたかな生命の体温を感じてる
ふかしぎな生命の鼓動がきこえてる




レモン

宇宙
2014/05/19(Mon)


天空は限りなく
大地は虚空に浮遊しながら
思考も想像もなく実在する
宇宙 ー

その遠い昔
天座の美しい詩的の光耀(きらめき)に
人びとは幻想の曲を聞いた

牽牛(けんぎゅう)はあゆみ
織女は相寄る銀漢の恋

秋 中天に白鳥の翼の飛翔
はるか航海の船に祈る北極星
友と語り友と踊りし
竪琴の音(ね)奏でる南十字星
神秘の姫が昇りゆく赫夜(かぐや)の月

人間を荘重に懐く不可思議の空間
明滅の高座のかなた
過来  如来  未来と
縦に悠遠はてなく
幾重の次元にも交わりながら
横に広大極まりない冥界の調べに
西洋は帰納の科学で追い求め
東洋は演繹(えんえき)の英智と思索で迫った

人智煩悶の彷徨(さすら)い動く
遙か地表を見下ろしながら
超絶せる美妙寂然(じゃくねん)の大虚(たいこ)

滅不滅の静寥(せいりょう)の恒星系を
淡青の光芒を放ちながら
独り豁然(かつぜん)と軌道する 有情の地球

太陽の黄金の波風(はふう)は その蒼い球体に
みどりと変化の四季の景画をおくる
微小の核子の融け合った熱塊(エネルギー)は
地上に生気爛漫の生命の香りを歌う

寂寞(せきばく)の彼方 幽遠の太古に
冷たき無生の暗闇から誕生(うま)れた
うごき 悩む 主動の生命(いのち)たち
自然の鮮烈な光と呼吸の作業は
生々天然の大宇宙の脈動を実証(あか)した

十人の太陽家族を眷属とする
壮大な銀河の渦巻きも
光年光遠の涯(はて)かぎりない
無窮(むきゅう)の宇宙の舞台に比べれば
ただ一点の燐火(りんか)に過ぎない
その眼前に立てば
うつろい変わる弱小の人間の声は絶えぬ

深海の天上仰ぎて
眩(くるめ)くわが眉目には
絶句と沈黙のみがたたずみ
苦悶と放擲(ほうてき)の追憶に病みぬ

しかし
英智の走る科学の眼さえ
思議の外とした
空漠の奥深く横たわる宝石の中を
形而上の その輝きの本質を
東洋の心眼の碩哲(せきてつ)は直覚したのだ

三千無数の大千世界と
無常変転の如々(にょにょ)として来(きた)る人間の色心(こころ)と
極微幽微のアトムの混沌に流れる
常住本源の生命の極図を ー

無に等しき人間を
一点に縮めながら
きわまりなく動く無辺巨大の宇宙
その極大に囲まれながら
哲理の一念の生命(いのち)は
いま再び大宇宙を包みかえさんとする

因果の瞬間は倶時(ぐじ)と映じて
有限は無限をはらみ
刹那は悠遠をいだく
自我と宇宙の交叉の活動(はたらき)ー
それぞれが
円融の大音声の曲に合わせながら
万有の流転は停滞を知らない

(1972.1)

詩  山本伸一



レモン

沈思
2014/05/20(Tue)


ぼくたちは、此れからの時代に
なにをして生きていくのだろうか

きのうは、なつかしい昔通った地域を訪れた。

街は変わり続け、人間は老いていく。

幸せに今世の幕をとじる
生まれてきてよかったと
心の底から、そう云える
人たちは、どれくらい
居るのだろう

満たされている時は、気付けない
気付こうともせず
ひとりになって、万策尽き、行き詰まった後に
生と死を、意味と意義を、
価値と喜びを、
あしたと将来を
憶いだす




レモン

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