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桜の灯り
2015/03/11(Wed) 目蓋をとじて 生命の瞳を開いて 宇宙の鼓動を感じて 時勢(とき)の声をきいて 光の花びらが舞って 祝福の日射しから包まれて 笑顔の季節の中を歩んで 新しい自分が手を振って 逢い重なる場所へと 少しずつ近づいて 未来を生き抜く 新たな魂の自我は湧き出でて 久遠の風に吹かれて 静かな涙をそっと流して… 薄紅の刻がすべての瞬間を覆い尽くして、煌めかす。 レモン
冥合
2015/02/27(Fri) 闇の中の光に帰る 泳いでいる絶大な意識の先に進む 包まれて引き寄せられてる あの日の幸せな記憶に魂は触れてる 真っ暗闇に迎えに来る 懐かしい場面の心象を憶えてる かつて画かれていた言葉の意味と理由を 今思い返す レモン
春の扉
2015/02/26(Thu) すべてが出尽くして まっさらな時間が動き始めたのならば、 いちばん最初の季節から 呼び戻されて 浄化された生命の中の深い世界に 綺麗で美しい清らかな花が咲きます 余計なモノが溢れ過ぎた現代で、 大切な光と静かな夜の眠りと 己心の内奥の宇宙を識ることの出来る法理 永くて遠い一周りした旅路の終結が近付いて 星々も音楽も日月も大地も風も 川も水も日常のざわめきも… 何もかもすべてが皆、 あらたな幕開けの未来へと引き寄せられていきます。 レモン
飛翔
2015/02/25(Wed) 彩り豊かな情景が 訪れるイメージの花々が 私たちの生命の詩に息づく 白梅が、菜の花が、桃の花も 春の陽気なあたたかな風に揺れてる 感覚が、感性が、感応も 流転し続けてる世界の変化をつかんでる 心情(こころ)と魂と切実な一念(おもい)で紡ぐ宿願(ねがい)の詩… 桜の花びらたちが舞い舞う景色へと 私たちを今乗せて はるかな彼方に翔んでいく レモン
朝のささやき
2015/02/23(Mon) 耳を澄まして 刻を画いて 新たな季節の風を感じて、 一人夢を目指して 未来を消さないで 雑念に惑わないで 必要とされてる 大いなる運命(ちから)から 引き寄せられて… この今に生誕まれた意味を信じて レモン
光の詩
2015/02/22(Sun) 眺めているだけの時間を終えて、 春の日の花たちの吹雪く 本舞台へとじきに立つ 佇んでいただけの日々を越えて、 春の風の香りたちと戯れる 新世界へとじきに征く 遥か遠い日を明日の未来へと その生命の蓄えた力で現じて レモン
生命の記憶
2015/02/21(Sat) 言葉の道を辿り 同じ季節の景色に行き着く 桜の可憐な色彩で出来た道を教えてあげる 日射しが刻を超えたおもいでもよみがえらせてくれる あの日は遠ざかる彼方に浮かび上がる。 あの日が近づいてくる時節から求められて。 レモン
今に羽ばたいて
2015/02/20(Fri) 世界中を旅してきた 心を宿らせたような風の歌を 身体中に浴びて、 たくさんの時間と いくつもの事象を 感じてきた生命の宇宙に 涙も悔しさも 孤独もため息も 思わず口をついて出た言葉さえも すべて理解できるような 両腕を広げたような 合致できる 宇宙の悠遠の奏でる韻律の輪廻 唱える 波動する 変革してく 運命の未来。 応えてく 動いてる 伝わってる 陽報(むくい)のメロディ この場所 その場所 包まれてく レモン
桜並木道
2015/02/18(Wed) みて、春の微風(かぜ)が吹いて来るのが判るでしょう、 あたたかな日射しの向こう側から。 揺れてる桜の花びら、踊る枝葉の情景は、瞼の裏に浮かび上がる。 黄金の読経の音律の波動(なみ)は、ぼくと君の魂の次元さえも包み込む。 過去と未来のずっと果て迄、轟く宇宙の根源の光が満ち溢れる。 現世にあって、三世を超えたような祝福の季節が、 瞬間で永遠の生命の中へと無量に無上に広がりゆく。 あす限りで終結するような、若しくは、 いついつ迄も終わりなど訪れぬような 今世の刻の流れの中を 僕たちは、宇宙一の崇高な理法を携えて 気弱でひ弱な凡夫の境涯を きょうも瞬間永遠の今に飛び超え征く。 レモン
開眼する魂の祈り
2015/02/16(Mon) 導く光の音を魂に宿して、 きょうも末法の濁世を生き続け 幾つもの城跡や史跡の大地に立ち 見上げる雲と何処までも広がる青い宙 遠い過去の時間とはるか彼方の未来 その真ん中に存在する 現在の私たちの意思が巡らせて描く 流転し続ける世界のあしたの景色 雷鳴が何処かで鳴ってた。 潮騒がなにかを話し掛けて。 雪解けの滴が時に染みて。 僕たちは大転換期の途上に居て、 揺れ動く世界の運命と戦いながら、 生存している生命を燃え上がらせる 前進していく魂の証を今に打ちたて続ける。 レモン
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