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慎也の日記

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プロフィール
詩人名 : 慎也
詩人ID : t
誕生日 : 1992年8月18日
性 別 : 男性

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孤独な吐息
2011/02/16(Wed)

孤独に震える君の心が


振り向いてと響いたなら


振り向いてそのまま見つめるよ


もちろん笑わないよ


絶望から解放された情熱を輝く勇気を
孤独から飛び出した君を




受け止めるさ


どんな歌でも今なら全部受け入れる








慎也

無題
2011/02/12(Sat)

ごめんね


嫌われても、好きだと


私の心が響いている気がする






まだ、心の所在を信じて


探しているのだよ





慎也

相対
2011/02/11(Fri)

読まずに山積みの本たち



お互いのプライドが高すぎて



現実を知らない







君と僕の天秤が保っているかどうか




お互いの責任をはかり合おうか





慎也

Single Day
2011/02/09(Wed)

午前6時
僕は朝から春の匂いで目が覚めていたけど

朝焼け見逃した

腹癒せに二度目の眠りに就いた



午前11時
支度を済ませて
自転車扱いで寄り道へ
知らない所へ
あなたに見せていない景色がまだ残っていたけど
今日で、お別れだ

午後2時
約束のベンチでいつもの待ちぼうけ


春の陽射しに包まれて

太陽の匂いが香る昼下がり

美しく蒲公英は今年も咲いている

日陰に咲くあなたは優しい

揚羽蝶が花の色に誘われて着地


9つ数えたら
風に沿って空を駆け上がったよ



夕方5時
楽しい出会いはあっという間

あなたの温かな涙が夕陽に輝いていた


夢を語り尽くして、ばいばい


星降る夜8時

思い返してみる

先を見据えた君の目は鋭くかっこよかった

今度は1人で決意を促した
大人になるまで会えないなんて


真っ赤なウソだ



また会えるよ




慎也

馬鹿との壁
2011/02/06(Sun)

悲しみの仕事に満ちあふれ

嫌気がさしたのかい

生きることを克服するために

生きるのみだよ



荒野の途中で辿り着いた水のみ場



ばかでも実りある日々ならば

あなたも人生の勝ち組






慎也

レム睡眠
2011/02/03(Thu)

10人が10人

声を掛け合わせずに

離れ合っていて


馴れ合い同士の傷の舐め合いばかり


10人がみんな同じに聞こえる

始めは僕も恐る恐るだった
守り続けたプライドも曝け出され壊されるのは覚悟していた


生まれたからには何かを試されているように感じ取っていた


不可能でも掲げあげた夢を叶えようと挑み続けた




そんな君からのプレゼントに

君の笑いを詰めると


僕の笑いは尽きません



今は僕らだってお互いに手を取り合うけど

枕を濡らしながら
レム睡眠で

ほらまた起きた

九歳の子どもの逃げ足の音

目をそらしたけどこれが現実
一瞬、一瞬が冷めていっているような気がした


子供の泥遊びなんかと



比べものにならないくらいの好奇心の中で



掘って


掘って



掘り続けたあなたは気付かないかな


授かった手を粗末に扱ったこと

その手で手と手を繋いでいなかったこと
嫌いだな


あなたみたいな人は

嫌われるとあなたはいつも走って逃げるんだ

嘘は組み立てられて
壁は目の前に立ちはだかるの
嘘の壁が邪魔をするの


僕はね未だに

あなたの心の存在を信じて
その在処を探しているのだよ

でもその内に気付く
自分の心の中で探していたこと


あなたに出会えて
色んなことを思い起こすようになったよ

例えば林檎の香りは、あなたに通ずるものがあったことや

週に一度の靴磨きの日のこと




生活はマンネリ化するばかり

でもごめんね
嫌われても好きだと


奥底で響いている気がするから

ただ1つの価値だと信じ切った解放音だから
切り取って掬って届けるよ

好きなように

本当に簡単な感覚を誇っているばかり

ごめんね
これが全てなのかも知れない

知れないけれど



君は見ているかな

小さな争いから大きな争いまで全部

氷点下の世界に生かされている僕ら人間を



蜘蛛の巣に引っ掛かって離れずにいる

正しく生きることに精一杯

脆い言葉で作られたはずなのに抜け出せずにいる

例えば、自由に心を表現することを許された人々の中に

心無い人が1人いたとする
類は友を呼ぶ

互いの思い違いの心をぶつけ合う


単純明快な世界へ逃げたがる


指くわえて迷う姿
あの頃の赤ん坊に似ている






慎也

マンネリ化
2011/01/28(Fri)

詩は着飾るもの

日記は着飾らないもの


僕なりの定義




真面目なふりして書いてる姿はもう
見透かされてたかな


多少なりとも強がりでいないと

自分を保つことが難しくなるんだよ




素晴らしき裸の日記と
美しき飾りの詩を求めて


生きてゆける…



せめて

断定の言葉じゃなくて

疑問系で語ってほしかった

ネガティブな人よ


感動する心が無くなってしまえば

寂しい動物だよなぁ

人間って



君って…





ただ、君と僕の共通意識は


嘘をつきたくない気持ちがあるから


大丈夫





慎也

気付けば
2011/01/27(Thu)

「暗闇で光を見てはいけない。もっと現実を見なさい。」


それを言っている側で


部外者に夢の無い者が殺されるのはなぜ?


勇気が基準に達していなければ縛られる


なぜ?



繰り返しては窮屈に感じる日常

日常の中で気付いたら


荒野に生まれていた子ども


何をやればいいの?



放って置かれた僕ら



宇宙の誕生を知らない僕ら


どうすればいいの?




慎也

流行としての自分探し
2011/01/26(Wed)

君が今必要なもの

それは勇気

すこしの勇気


少しじゃないと引け目を感じさせるから

今は空想的な話は要らない



今は、


数多くの現実をかたどった

その一部でも構わないから


味あわせておくれ






薄弱な言葉でも、


内なる情熱が伝わるよ

内なる声が聞こえるよ









慎也

豊穣な人生
2011/01/25(Tue)

何が有効で
何が便利で
何が合理で
何が絶対で

何が良くて
何が楽なのか



何が楽しいのか
何が楽しみなのか


何を楽しむのか








頭で考えているのならば





態度でそれを示しておくれ






どの方角を向いているか。


どこでも良いから

どうでもいいから





目を閉じて今日も良い日だったと思って、


そのまま死んでやる



いつか





慎也

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