ホーム > 詩人の部屋 > 慎也の部屋 > 日記

慎也の日記

2024年11月





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<< 前の月次の月 >>

日指定

プロフィール
詩人名 : 慎也
詩人ID : t
誕生日 : 1992年8月18日
性 別 : 男性

ワード検索

最新ログ

過去ログ

搾取
2011/11/09(Wed)

夢や希望を隠しながら
同情に沈む人


謙虚に話を聞いているのに
孤独の深い人


心から明るく振る舞って皆を照らすのに
とても緻密で計算高い人


心は極端に繊細で打たれ弱いのに
行動は大胆でいい加減な人


平気な顔立ちなのに
実は孤高の歪みを痛感している人


隣で腹を空かしている子供がいるのに
“個”に拘る人


安全地帯に逃げ込んで
何も守れるものなどないのに、そのフリをする人





慎也

思いやりの果て
2011/11/08(Tue)

今は空虚なプライドも
劣等感も優越感も切り捨てたよ


謙虚な気持ちって何かって、
考えたことなかったからだよ





慎也

その前に
2011/11/05(Sat)

誰かを打ち負かすための力は
孤独という暗闇を生むだけ



みんな、自分のため


みんな、みんな

自分のもの





慎也

変わる者たち
2011/11/03(Thu)

君の声は
面白おかしく聞こえる


君の声は
うそっぽく聞こえる


君の声は
いとおしい


君の声は
生々しい


君の声は
透き通っている




慎也

会話術
2011/11/01(Tue)

先の知れた会話を克服するための合言葉は、


“解放トークを享受せよ”


それは例えば、会話の先手を打つ手段を学ぶこと。

つまり会話の素材を先行して提供する手段を用いること。

会話の素材の選択肢にある壁を自主的に排除する道を選ぶこと。


きっと相互に自由意志に基づく血の通う開放的会話を享受できるのかも。





慎也

優しさについて
2011/10/29(Sat)

じぶんのこと。
優しいんだと、
思っている模様




慎也

あの方は..
2011/10/28(Fri)

あの人は過ぎ去ったことを復元しようと孤軍奮闘しているのだろうか

何かの未練の糸を引いているのだろうか



ただ、日常を


金目目的に漫然と生きているだけで楽しいか



無条件に私を許さないで


無作為に私を選ばないで





慎也

戒律
2011/10/26(Wed)

朝は、日陰に鎮座せず、
朝日を浴びるべし

道徳心を想像すべし

人の話を聞き流すべからず

人の話の挙げ足取るべからず



煩わしいが、清く正しく美しく生きるべし




慎也

この広い世界を
2011/10/18(Tue)

乾いた君を潤すというよりも
むしろ僕のほうを解放されたかったのかもしれない


僕が今こうして
切なく言葉をだらだらと綴りたいと思うのは


未練があるからかもしれない

未練から別れられないからかもしれない






慎也

消費欲>勝利欲
2011/10/17(Mon)

知ってる
知ってるよ


不器用、人見知りなところとか
素直じゃないとか
羞恥心や自尊心とか


可愛らしい、そんな語感に含まれる意義の、
他に僕という存在感を抱いている事



全うに生きる姿を忌み嫌って
少し歪んだ態度を選ぶこと
その中に美徳があるだなんて信じてた
その中にこそ個性が発揮されるだなんて

“信じてた”

立派じゃないから
立派じゃないから


幼年期や少年期や少年期の間

立派な人の話をたくさん呑み込む
そんな単調な日々に我慢ならず
自ら生活の調子を崩して
途を踏み外したフリをしていた




その所為で真面目すぎた肩書きプライドは総崩れ


いつも勝ちたい気持ちは心のどこかにあるのにな


ああ…


途切れた会話
空虚な時間の帯を引いている


だから自分を見つめる全うな哲学しよう



いつか、そんな精神を手に入れて
哲学から手を引こう





慎也

[前の10日表示]   [慎也の日記]   [次の10日表示]
- 詩人の部屋 -