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レモンの日記

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詩人名 : レモン
詩人ID : kirakiraboshi

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到達
2014/04/21(Mon)



絶命的な運命のなかで、
瀕死の魂達は、

いつ迄も墜落しないで
はばたき続けた

何処にも逃げ出せない
自分の陰のなかへ
捕まえられていた

僕たちのハートは粉々にならないで
己の意志にだけ寄りかかり続けた

墜ち続けていく巨大な時間に逆らい続けていた…

遂に、おわりの風が吹いてきた
きょうの日迄

ぼくときみは

はばたき続けた




レモン

帰結
2014/04/22(Tue)



きみがぼくの哲学の世界へと
やってくる
その足音は伝わって来てる

何もかもが燃え落ちて
過去も未来もすべてが台無しに
なってしまうその前に

遠くから響いている心音
ポジティブな灯りが息づき創めてる
きみの魂の詩から

きみがよみがえる哲理の光から
引き寄せられてる

その喜びが今生まれ創めている





レモン

愛音
2014/04/23(Wed)



天使は夜空に澄んでいた
星屑は大海に散りばめられた
今日の日に見つけたのは 何だっただろうか…。

影が追い付いて 緑の草むらには
零れた想い出が 生い茂ったね

今は何時だろうか?と
もう夕映えの景色に問い掛けても
期待寄せた返答はなし…

この先、どうしょうか?と
この胸の内の開いた眼に尋ねみても
言葉響かず…

静寂をころして、静寂をころして、生きていく…。
静寂をあいして、静寂をあいせたら、
ぼくはまた輝ける…?

真実(こたえ)を追い掛けてる 真実を追い掛けてるの、です…よ。
産まれたら、意識を感じ始めた日々の頃から それだけ、ただ、それだけ…なのね。

…目覚めた朝に太陽が語ることを忘れても、
終わることを忘れた暗闇が饒舌な想いを得意げにながしていても…
時はただ続いていくのです、です。

ぼくたちもそれらに連なり、彼等もまたぼくたちに連なったなら……
其処に、その“幸福の種(ナニカ)”は、確かに、誕生まれますか??

歴史上 この宇宙に意識を張り巡らせた涙が
歩こうと天空を見上げたコトを瞬発的に否定したとしても、
やっぱり果ての彼方は魅力に溢れていたのならば、
きっと我らは全力を期して踏み出すのでしょうか…
そうでしょう、ね…。

愛音が響いて来て、ぼくたちを救います。
愛音は響いて来て、ぼくたちを救うでしょう。
愛音はぼくたちの中で生きてます。
愛音はぼくたちの中で戦ってる。。。

2006・5・23




レモン

久遠の詩
2014/04/24(Thu)



・・とても儚気で 今にも壊れてしまいそうで、
誰もいない雑踏のなか 立ちつくしている・・・君は

守ってあげたい 救ってあげたい・・・蘇らせてあげる・・・きっと

・・・きっと それが、一番はじめの僕の使命であると 想っているから。

・・・そう 気が付いたから・・・この夜に。

2005.4.27




レモン

悠久の刻の調べ
2014/04/25(Fri)



君よ泣かないで 君よ死なないで
君よ 現在(これ)は幻なんだよ?
だから 君よ泣かないで…
もう一度あの日に逢いにいこう

何を叫んでいるの 何にあがいているの
悲しいの…くるしいの…抜け出せずにいるから
だけど、だけど全てを越えて この生命は一緒(ひとつ)だよ

…キミは絶望の他は信じられないと言うかもしれないけれど…信じていて 負けないで ここはただの通過点なのだから

一人じゃないよ ここにいるから 隣りにいる 信じて欲しい 必ず意味は有るのだからね

君よ泣かないで 君よ死なないで
君よ 現在は幻なのだから…
そう過去世からの約束 もっと強く輝けるための

きっと もうすぐさ 輝けるよ 君だけに 君だけに…




2005・4・18 きみの宿命(いま)を打開(こわ)していって… 過去のぼくから 未来のきみへ  きっと生命(はな)を咲かせよう




レモン

萌し
2014/04/26(Sat)



蝉時雨の歌が記憶の彼方に縺れ
真夏の匂いが脳裏に焼きつける
幼少の私のまなざしの風景

この世界は何時の日からか
残酷に予め定められていた様に
崩れはじめた…

歳月は流れて、私は幾つもの価値観が現れては
消えていくのを眼にした。

大人と言われる年齢に達しても
私には未だ明確と云える普遍的真理には
出逢えずにいた

今はもう
むかしの事も将来の事も愛おしいほどに
泪のなかで懐かしく

いつか遠くに聴いた夕立ちの気配だけ
微か記憶の何処かに響いている様に




レモン

Opening
2014/04/27(Sun)



はなれない魂の手が次元の闇さえ
橋渡して

虚無の漂っていた時代の迷路を切り抜け

預けていた想いの形態(かたち)は昨日を飛び超え

消えずに居た焔の灯りはイマにも未来(あした)に届く

あなたのキライな街並にも澄んだ大気はおりて来て

いつかは訪ねる刻の声に応じるまま





レモン

永劫の彼方に
2014/04/28(Mon)



星々の分身(かけら)が天上から降ってきて
真夜中にたくさんのちいさな明かりを起こして

輪廻する私たちの生命の今生の旅路にそっときらめき

さがしているあしたのさきにある功徳の源泉の渦
自身の己心の生命の宇宙に見いだし

花が開くちから、朝が目覚めるちから、星たちが回転しているちから、意志が繋がれてる不思議なちから、私たちが私たちの出生の秘密にきづく閃きのちから・・・


一人ひとりの物語のつづきは、何処までも
おごそかでおだやかな眠りの彼方に

綴られていく現れていく、幾つものちいさな詩の宇宙の様に…




レモン

バックボーン
2014/04/29(Tue)


樹々の蒼さに心奪われて、
朝靄立ちこめてる刻の場所から
引寄せられて、

海辺の潮騒(リズム)から旅立ちの理想(ユメ)描き出し

天の存在も、生命の意義も、あしたの目的も、

キミがキミでただあるために


雲は風にながれて、鳥はいつも暁の色を現じて、

瞬いた星の光はその胸の奥へ宿り

太古から決して変わらぬこの地球(くに)の鼓動(こえ)の響き

地の広さも、生命の貴さも、みらいのすべてが、

キミがキミで居るただそのために




レモン

そよ風
2014/04/30(Wed)


深い呼吸(いき)をついて、
新緑の風を吸い込んだら、
まだ見ぬ景色に染まりゆく
自身の心象に逢えた気がする

置き忘れたままの過去・・
時代の流れからとり残された時めき・・

運命から翻弄されて、
自分の魂の出口から迷子になっていた・・

捜し忘れていた現在(みらい)
蔑ろにしなければならなくなった
ずっとツラかった生命(ワタシ)。


今、春の野を翔けまわる野鳥(とり)達の様に
人生の新たな両翼(つばさ)拡げて、

刻の光風へと乗る




レモン

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