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「元初の太陽を浴びて」
2014/04/14(Mon) 若人 おお 尊き若人 いま 世紀の黒い雲に 挑まんとする若人たち 人類万年の 命運を担いつつ 元初の 希望の太陽を胸にひめ 隊伍堂々 威風あたりを圧して 驀進する 新世紀の舞台か 地平線に 躍りでたのは わが愛する 若人たち 諸君の背に かがやくのは 光彩陸離たる 栄光 とどろく その跫音(あしおと)は 世紀への警鐘と 救済の乱打だ 若人 おお 逞しき若人 未聞の道を すすむ若人たち 古来 道はなかった 人びとの 踏んだ足跡が いつか原野に 道となる 広宣流布の道もまた 未聞の道 諸君の足が 荊と瓦礫を 踏みくだいて進むとき おのずから 栄光の大道となる その大道を 諸君のあとから 陸続とつづくのは 喜々とした 数十億の蘇生した民衆だ 古来 幾世紀の空には 嵐がつづき 雨が降り 雪さえ降って 晴れ間なく ながい ながい 冬空の曇天 その空の下 たった一人の大聖哲が 命を賭して 断じて説いた ー あの厚い 曇天の壁を破った果てに 元初の日からの太陽が 蒼穹(あおぞら)に 輝きわたっていることを その実在を 誰も信じようとはしなかった 国破れた山河に 乱れに 乱れた社会で やっと信じた 私たち いま 元初の日からの 太陽を仰ぎみる 若人 おお若人よ 進め 燦としてきらめく 元初の太陽を 満身に浴びる 栄光の若人たちよ 果断と勇躍と精進とを 若人の 特権の誇りの旗として いまこそ いっさいの暗雲を 一挙に払おうではないか! 山本伸一(1968.1.7) レモン
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