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メモ (推敲中)
2010/06/10(Thu) それは、灼熱 ☆★☆ 『最近、祈ることを覚えた』っていうフレーズが最近頭を離れない ☆★☆ 四月四日 木 黄色い清潔な建物が何処までも何処までも続いているの夢を見た。 其処では窓は曇ってて、私達は建物の外を見たい一心でガラス窓掃除人て言う伝説の救世主を待ってるんだ。 おかげでノートが取れなかったぜ。 四日目の授業中早くも爆睡とかどんだけ神経太いんだ私。 休み時間に缶コーヒーでも飲むかと蛍さんを誘って校舎を出たときだった。 「百円くらい貸してくれたっていいじゃんか」 「そうですねえ」 林蝶惹君が先輩と思しき二人組みと話しているのだった。私にはそれが絡まれているように見えて顔が強張った。 林君は薄笑いを浮かべて 「ご氏名住所電話番号と用途、それを証明する書類とあとサインをいただければ日率5%の利子でお貸ししますよ」 すげえな。 「なに、また絡まれてんの、彼?」 「え、やっぱ絡まれてるんだ、あれ?」 「絡まれ上手だよ、彼は」 たしかに可愛い顔して随分人を馬鹿にした口を利く子のようだ。 だがいかんせん脂汗が浮いてるぞ。目も泳いでる。 二人組みを見てみる。 ……お近づきに成りたくない雰囲気が漂わせた感じの人たちだ。 「助け舟出してくる」 「え? ちょっとやめなよ余計な」 「林君」 三人が同時にこっちを見た。ひい 「覓征さんが探してたよ」 林君はそれを聞いてニッコリと笑った。 「ありがとう」 「いいよなあ可愛い彼女が呼んでるかあ」 「可愛い(笑)?」 見苦しい連中だ。私は眉を顰めた。 「そのようです。今度お会いするときは書類くらい用意してから来てくださいね」 「「!!」」 ひい よく見るとこの子も結構可愛いじゃないか 四月五日 どこかへ向かっていると思いたいものだけど。 浮浪霊
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