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善田 真琴の日記

2012年03月




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詩人名 : 善田 真琴
詩人ID : maczenda

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知らんぷり
2012/03/07(Wed)


小6の修学旅行の時、停車中のバスの窓から立ちションをしているオジサンの背中が見えた。周りも気づいている事は雰囲気で伝わった。

誰もが気づいている事を、誰も言い出さない事に居たたまれなくなったぼくは、「うわっ、あんなトコで立ちションしてる!」と言い放った。我慢してたおしっこを放出した後のように、すっきりした気分だった。

すると1人の女子に「みんな知ってるのに、知らんふりしてるの!」と叱られた。それは、小1のぼくが、教室でおもらしした時、ぼくの家まで替えの下着とズボンを取りに行ってくれた子だった。

「女って大人だな、おれは勝てないや」その時、そう思った。それは今でも変わらない。


春待つと
地団駄踏んで
騒ぐほど
出るに出られぬ
土筆なりけり

善田 真琴

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