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善田 真琴の日記

2012年03月




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詩人名 : 善田 真琴
詩人ID : maczenda

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命の数字
2012/03/11(Sun)


日本では毎年
事件・事故・病気その他で
100万人以上の人が
亡くなる。

この国の何処かで
一日平均、
3人近くの人が殺され、
14人前後が車で事故死、
80人以上の人が
自ら死を選ぶ。

それでも、毎日
全国の何処かで
2800人近くの
新しい命が生まれてる。
僕らの細胞が時々刻々
入れ替わるのと同じで
日本は日々に新しくなる。


(大震災で亡くなられたお一人お一人の御冥福をお祈り致します)


閑話休題。
…さて、5or6年くらい前のある記憶を紐解いてみる。

その頃、ホテルのバーか何かで、不良中年が若い娘相手にバーボンかなんか飲んでいる場面が描かれた作品を、ここ詩人の部屋で読んだ。会話中心で、オシャレなハードボイルド風短編詩だった。

その後、どれ程経ったか忘れたが、ある日、その人の作風が激変しているのに気付いた。それどころか、中年男から若い女性に書き手が変わったのではないか、というくらいの変貌ぶりだったので、恐らく、ある女性が相手の編集パスワードを知っていて、男性の部屋を乗っ取ったのだと当時の僕は推測していた。そして、知らぬ間に、書き手は現在の男性に戻っていた。何となくで証拠はないが、その女性の見当もついた。

その疑問を僕は今まで誰にも話したことがない。今回の事があるまで、実は忘れていた。僕はそれを言わなかった事をいつか後悔するだろう。つまり、あれは彼の「癖」なのだ。それも知った上だったのならば、もう僕に云いたい事は何もない。

今の気持ちを言い当てた喩えが浮かんだ。カルト宗教に洗脳され拉致された子を思う家族の心境。しかし、残念ながら、僕は血を分けた家族ではない。

善田 真琴

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