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善田 真琴の日記

2012年03月




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詩人名 : 善田 真琴
詩人ID : maczenda

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軽佻浮薄v.s.重厚長大
2012/03/15(Thu)


人間は自分で自分の首に紐をつけた狼みたいなもの。制御出来ているようで、本能に逆らわずに動く。

1人褒めると、他は自分が貶されたような気がするらしい。それは相対的な枠組みでしか自己評価が出来ない証左である。

互助会のような風潮の中、見るべきは芸者の踊り。太鼓持ちが、やけに出しゃばる。「志の低きこと湿地帯の如し」

軽いものは浮き、目に付き易いが、やがて流され消えてゆく。重いものは沈み、その姿は容易に見えないが、底を嵩上げし、全ての礎となる。安直に流され淘汰されて終わるか、それとも流れに逆らって彼岸へと死力を尽くすか。泳ぎ切れるだけの実力をつけておかなければ、目が覚めた時は恐らくもう遅い。

サブ・カルチャー流行りの世の中だが、面白ければそれでいい時代は終焉を迎えたと思っている。


善田 真琴

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