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浮浪霊の日記

2010年05月






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プロフィール
詩人名 : 浮浪霊
詩人ID : strayghost
年 齢 : 23歳

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めも
2010/05/25(Tue)

  
 
貴方はこのような所でさえ自分を偽らずには居られない

僕に嫌われるのはいやだから


★☆★


今死ね すぐ死ね 此処で死ね 独りで

それはきっと すばらしいこと 

(多分皆で生きることの、次くらいに)


★☆★


お前服を脱がせるのが下手だなあ。ほら、御開帳
文ちゃんは脱がなくていいの 男の裸なんて見たくないし (ええ!?)
どうかな?

(ソファに預けられた南の肢体は小さくて細っこくて酷く綺麗だった。僕は彼の肌がしなやかで白いことを上手く言葉に出来ず、柄にも無くどもって生唾を飲んだ)

俺、女の子には好評だからちょっと自信あるんだけど、ほら、男の子に見せるのは初めてだから 文ちゃんの気に入るといいんだけど

(彼は僕を手をとって引き寄せて、細腕を伸ばして手馴れた様子で僕の顔面というか頭部をゎわわわ、口とか手とか使って愛撫しだした。圧倒された)

男の子は勝手が分からないから悪いけどもう女の子と同じように扱うよ

(彼の肌はやや上気し、声も上擦っていた。南はいつもニコニコしてて今もそれは変わらないのだけれど、なんだかいたずらっぽい、明るい色気に染まっていた。為すがままは嫌なので、負けじと南のうなじに唇を寄せる。あは、と彼の口から笑いが零れた。無駄毛処理の徹底した南の足が僕の腰に回され、くすくす笑いながらしがみ付いてきた)

初々しいなあ。文ちゃんは可愛いね
好きだよ、文ちゃん
ごめんね


ごめんね、文ちゃん……



BGM :
柏大輔 - Coto

★☆★


試験前日には恐怖で反吐が出るくせに恋人の囁きに心は動かず
死の淵をさ迷っても亡びより試験のほうが怖いだなんて

どうせ苦しむなら、
愛とか夢とかに敗れて散りたかった。
同じ死病を患うなら、
生と死の意味とかに思い煩いたかった。

死ねばもうレポートを提出しなくて済むなんて思いたくて今日まで生きてきたわけじゃない

下らない 情けない 悔しい 嫉ましい 嗚呼

同じ
同じ生の苦界なら

僕は貴方のように、





 

浮浪霊

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