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万田 海斗の日記

2014年01月



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詩人名 : 万田 海斗
詩人ID : miyamoto

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プラスチック植物
2014/01/02(Thu)

ドライな動物が静かに耳を立てているそばで

石油製品にまみれた植物が寝息を立てて寝言を言う

そんな風景も見飽きた


人を目ざしていた理想形は、
とかく「あったかいスチームが呼吸する」かたまり。

パシフィックの真ん中で見たよ

咆吼が反響を立てていた。

俺の魂はあの瞬間に決まった。

長野県の山道の坂の上で見上げた星のシャワー

春の芽吹きを感じる温泉の突き上げる炎
トリートメントされている自分をケア

娘と少年の瞳が優しい

ちからずくの大人が真っ赤だ



万田 海斗

姿のない人生
2014/01/30(Thu)

映像を忘れて感覚だけで生きろ

耳ざわり、肌ざわり
新しい風と空気の匂いを吸い込む

何でもないけど大きく呼吸しよう
気を遊ばせろ

惰性と遠心力を消せ
もたれかかりを捨ててしまおう
思いこみをはずし
決めつけを破壊

今 映像など考えない世界に 真実が残った
自分の気持ちのど真ん中

そもそも邪魔な洗脳映像が幕切れ

壁を壊すためにざっくばらんに見せかけておいて
搾取利用するテレビラジオ

見下げて馬鹿にしているよ

ゴマすりのように上げたり下げたり
財布を開かせる算段

デザインコラージュのこじつけ でっちあげには金輪際ウンザリだ

アホみたい


機械的な内臓はがん細胞の増殖
姥捨て山に捨てられる準備をされる認知症の仕掛け

左翼人間で埋め尽くされた平和ボケ
うわさのでっち上げ、いじくり、かげの操作工作

ひたすら行動する 次々に個性的な現象に巡り会える
具体的なたのしい世の中

理屈にはいちいちしない

純粋 透明な現実だけしかない世界

万田 海斗

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