ホーム > 詩人の部屋 > 雪 刀寿の部屋 > 日記

雪 刀寿の日記

2011年12月




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

<< 前の月次の月 >>

日指定

プロフィール
詩人名 : 雪 刀寿
詩人ID : miyamoto

ワード検索

最新ログ

過去ログ

映画1911を拝観して
2011/12/07(Wed)


スケールの大きい躍動、重々しい歴史




規模が大きい話。
動物としての生物=人間のスケールが大きい

城のような広い空間でものを考える習性は、大国なりのリードするサイドの手綱の難しさを思わせる。

数億人をかかえる国。
昔から情報はやり取りしていたものの、現実は深く、繋がる鎖も多岐に渡る。
重たい身体を引きずりながら進む船の規模を思わせる、悩み、葛藤、複雑さに輪をかける内情・・・

込み入った人生の、それぞれの内面の思惑が溶け合い、
火花を散らして、気持ちの世界と現状の外面がスパークした。

ジャッキーちぇんの 鍛え上げられてがっしりした頼もしい姿が命エネルギーの燃焼を彷彿とさせ、
冷やっこい冬の映画館に、灰色のヘビーなしわがれ声が重厚に響いた。



雪 刀寿

寒くなりますね
2011/12/08(Thu)

最上タイプの愛は、お互いに命を与えあう。
食べさせ合う。
知恵を、付け合う。
安らぎを与え合う。
無理せずに、自然に そっと




愛は内臓を暖め、新鮮にキープする。
愛を受けるには、同じほど愛を与えきれないと、
そのぶんが自分の中に入らない。
愛を胸にたもつすべの、習慣づけが不可欠。



動いてて、生きている、幸せの種類は無数にあり、増えるし、
どくんどくんと鼓動を打って、生きている


クリエイトは、欠けている自分を補う作業
何を作りたいのか?
人間なら 壮大なロマンに着手したい

文章ならば、宇宙を語ろうと、愛の祖先を繋げようと
自由だ!

心はあちこちの世界をうろつき、
窓から外を眺めたり
ときには世界をぐるりと一周する。

必死に思いを巡らせ、考えた直後
頭の中をいったん空っぽにすれば、
いいアイデアが浮かんでくる
一瞬ひらめく
2、3分前後の空白

休息とリフレッシュを与え
漠然とした考えをめぐらしているとき
前頭葉が未来に向かって始動する瞬間だ

詩の音楽はとてもいい

惚れた
晴れた
恋をして、話し合う、喜びの感覚

雪 刀寿

歳末
2011/12/26(Mon)

人のぬくもりを現実に感じてゆければうれしい

ぬくもりの中で転げて




たまに せいせい さばさば 自然へ抜けて、



結果、
広い世界を楽しんで いきるんだ。
必ず明るく開けるオープンな世界へ出れるのだ。






雪 刀寿

映画「山本五十六」を観覧して
2011/12/27(Tue)

変えられない歴史の解釈を苦々しく描いた。


アメリカとの力の差をひしひしと感じながら、苦悩にさいなまれた剥き出しの戦争時代に 彼は、細身の身体を翻して汗した。

家族で飯を食うシーンに象徴するサバイバルかつ丁寧な祈りのシンフォニーに、無念の涙をのんだ「生きている実感」の日々の暮らしがまぶしい。

変えられない歴史・・・・そのままを見ようという目論見が、癒しとゆとり世代にどう響くか?
頑固として変えられない事実を結集した努力の汗が、スクリーンににじむ。

雪 刀寿

[前の10日表示]   [雪 刀寿の日記]   [次の10日表示]
- 詩人の部屋 -