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万田 海斗の日記

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詩人名 : 万田 海斗
詩人ID : miyamoto

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経験と区別
2015/05/06(Wed)

経験しすぎると区別がつかなくなる
複雑化した社会では短い生活周期の連続で、変化についてゆけない
いちいちこだわっていてはいくら心身があっても足りない

迷う人々
先導する政経は自分でも説明がつかない感覚を頼りに動く

自由な個人主義は混乱しっぱなし
あっち立てればこっち立たず

これではいつ自分がお葬式に入り込むかも時間の問題となる

頭の中の情熱を吐き出すのにも疲れるから

日本社会はクリーンになってどんどん汚れを取ったが
人が減った

人が減れば時間も減る
無理に協調させてゆくよりも 庶民を楽しく遊ばせる方向へゆく

遊ぶのは一時的なもの
長く遊ぶと疲れることまでは考え及ばず

向学心に燃える人は減った
らくをして無計画に今を楽しむことで精一杯
健康にとっては重荷は厳しいから

経験者が区別がつかない人間の液状化
一人ひとりの本当の心の姿を見てきた実質上の現実観察者が
アマチュアの目で
理想でなく
価値観の優先度を逆逆転させるのはいつの日か?
自由主義よりも共和主義
家族と職場の義務における垣根をとっぱらった目線がいつ気づかれるかに期待しているが




万田 海斗

気づいたこと
2015/05/11(Mon)

言葉での情報をくまなく集めて構築している
今の世の中はね


一番の弱者を基準に揃えているから
どんどん中身が滅びてゆくのだ


一見して気づきにくいが、無意識に実際はそうなっているようだ


そうじゃなくて
一番の強者を基準にすれば中身は高く伸びてゆく

例えば、言葉は 難解なフレーズを解くことに意義がある
じっくり考えてから思うのだ

お金でも急いで使わせようとして、じっくり買い物を楽しむようには出来ていない

あわてて命を急回転させてあちこち飛び回らせるような仕組みだ

これでは皆が疲れる

機械を基準にしているから振り回されている

どんどん目先が変化して飽きっぽい性格になったら人間は壊れる

皆が同時に思うことなんて一時期の気の迷いでしかないのに
そういう蜃気楼の世界が展開しているのだ。

赤ちゃんや老人は大事にしないといけないが、自らの口から要望を引き出し続けることは、彼らを疲れさせることになる
行き過ぎている

これは逃げだ
何とか今までの責任を逃れようとして変化させているのだ

まあ、不服は世間中に浸透してその結果からまた逃げる繰り返しになっている



万田 海斗

泣きっ面に蜂
2015/05/20(Wed)

めそめそべそかくみじめな私

鼻水が出そう


爽快に鼻で笑う癖 社会に蔓延してた頃
わかってなかったのにわかってんのじゃないかと
恐れてた権威を舐められ舐めあった
懐かしい風の空気が今もう過去へと飛んでゆく


さびしい肩をした男性ホルモンは
ぼけ封じに一役買ってたのだが
今はもう消えかかる

社会的病理を2000年支えた
ご苦労さんのねぎらいもある
自己満足のまま消えてゆく

いい子ちゃんが整理整頓する頭の中
ごちゃごちゃの歴史がクリーンに見えてきやしないか?

不仲をせつかれた家族崩壊を尻目に
ロボット人形は人を羨ましがらせる痕跡だけを残している

敵と仲良くすると快感?
源平合戦のズタズタに散らばった痕跡をなぞる魂の旅
日本の醍醐味
切ないポエム

こうして強い魂が産声を上げる

あたまでっかちは不気味
理屈は共通だから でないと意味をなさない

ブレーキかけ合ってがんじがらめなことに気づけば
一筋のミラクルを見れる ピュアな目が養える

透明の戦士 今の人につけられるあだ名

汚れは悪玉菌だよ
ホルモンを身にまとわなければ免疫も剥がれ落ちる

死後に会えるミラクルをいかに先に見れる心眼を養えるか
段々そう成ってるだろう
焦るほどそれは出来ない


愛の痕跡を残したい心は
相手の心の形を変えたいんだ





万田 海斗

目薬
2015/05/28(Thu)

メグスリ
長いあいだ私にとって欠かせなかった。
老眼と言われてる今、思えばよく持ちこたえたものだと我ながら感心する。
ハングリーさが外れてどうなるか?
そうなってみないと分からない。
目に気を使いすぎて妄想を見たこともある
それなら急いでメガネにしろと自分で自分に言い聞かせなかった。
自己への反抗も範疇に入る現代のインフラ
自虐は社会愛に満ち溢れていて
うちのおばさんもそういう範囲内
飲み屋はやめろとよってたかって遺言された思い出が今走る
根拠は知らないがケラケラ笑って近づく影を思う
もうだいぶ前だが鮮明に今残る
ラテンを語源にしてメイと話すと名前が似ているから興味を持った
後はどうなったか不明だが、こっちの胸には残った
デリカシーはラフな方向性の場所
遠い存在が中に入り、おばさん連中はどんどこ昔へ精神を遡らせる
薬を飲まない妄想
タチ悪いのかもしれない
どうなのか?
何を今更という気がしないでもない
オロオロしていない態度だった、大阪での20年前かな
太っていた私にいとこは静かにご飯の要求に答えてくれた
爺父は食わなあかんのかーー形式を持ち出す常識
遅れて出てくる全ての事象
前もって未来を予感できれば楽勝に越したことはない
不明なトンネルを駆け続けた
カッコいいフレーズがポエムに浮かび
闇雲に読まれても内容は感覚的なもの
逃げではないが具体性は切りなく伸びる
心を読まれるのにプロセス全部は無理だろう
あっかんべえ〜、べろべろバア〜
それで満足して消えた患者仲間もいたっけ
暗黒の恐怖はこういう感じ
最初の葬式は幼稚園か、爺さんの魂を川面に見た
漂っていたから、頼まれた気持ちを受け止めざるを得なかった雰囲気
あと、婆ちゃんの「困ったことがあったらいつでも言えよ」
時計をしっかり管理しろのジェスチャー
大時計の奥の光。重々しいボンボンどけい
オジキの横がおを探した列車の中からの車窓とか
目を大事に。鍛えてとは言わないが、少し上り坂の使いかたで末永く





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