ホーム > 詩人の部屋 > 万田 海斗の部屋 > 日記

万田 海斗の日記

2011年07月





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31






<< 前の月次の月 >>

日指定

プロフィール
詩人名 : 万田 海斗
詩人ID : miyamoto

ワード検索

最新ログ

過去ログ

7.3
2011/07/03(Sun)

ただしき者は、悩み多し

万田 海斗

青い鈍さ
2011/07/05(Tue)

きれいな夕焼けに目もくれずに、悲しそうな目で、頑張ってた頃よ
今でも、胸がほとばしる
きれいに出た うれしさが、今日も日ざしの気をあびて、熱い血をめぐらせ
今日もよろしく

軽くなった肩をゆすってみる
空中に、ブンブン振り回される空気が燃えて
飛べそうな気がうれしく

夏にまた来い と、声かける 勇ましさ
たのしみついでに、腰を回して、強いばねを思ってみたが
大丈夫な、足のどっしり感は、エネルギッシュに、胸のパワーをみなぎらせた

喜ぶ気が、芽生えた、ホーム・ホット
喜んでもらえる人が待っている
やすらぐ家庭が、あたたか
生きる未来が待っているもの、きらめく太陽
走る明日
時間を手にして、笑う気
日々が躍動して、笑って、胸にすがってくる、うれしさ

星が飛ぶように、飛びたい
星になりたい
軽やかに舞い、空が広がり、ぼくの胸も、星に、とろける
どんなに頑張ってみても、どうしても、すぐ泣きたくて、すぐ疲れて、うまくゆかなくて、しおれそうで、それでも、なんとか頑張っていた
光を探して、目でご飯を飲み込んで、生きてきた
それを今でも、分かってる? 覚えてるか?
愛をオレンジに光らせて、さあ、また歩こう!

遠く、遠くまで、来たね    凍てつく、悔しさと、怒りと、歯痒さ、が、全身を駆け巡っている
悲しみが流れる海を見て、声を上げずに、泣こうか
恋の味の苦さを、思ったり、 ぼくが、今ここにいることが、命
頑張っても、頑張っても、ダメだった
でももう、大丈夫、足の疲れは取れた



もうだめだー
泣ける無力さに ほぞをかむ
身体はちぎれ、血が噴き出す

それを身代わりに恩を差し出す神がいる?
世をくつがえす 甘くあたたかい愛

ふれたら たちまち 胸がとろける
まぶしい輝きに、涙もにじみ、

ながい道を光らせてくれる、あたたかさ


万田 海斗

5月73日
2011/07/10(Sun)

窓からのそよ風を、肩ごしに受けて、
寝そべるイメージは、
5月73日・・ははっ、7月12日 初夏さ

すきとおった緑葉が、空いっぱいに丸あるく広げられて、
みず蒸気のわた雲をくすぐる
さやかさ
ずっとどこまでも続く しとやかさ

いのちのきらめきが、くっきり
うすむらさき色に光りかがやく
生きんとするエネルギーが、ほっそり 真っすぐ、私をつらぬく

ひんやり、うでのうぶ毛 なでる風が、
さざ波ふうに、あとから また あとから、
「ピクニックへ行こうよ」
誘ってくる

春から言ってた 遠出したい先
とりとめなく増え、
連れの候補も 多くて絞れない
胸のうちで ときめく

万田 海斗

7 24
2011/07/24(Sun)

控えめに楽しさをあじわって見よう

目の前にさっきいたあなたのほがらかさ
そのへんの空気をくるめて、あたため、
目から、うれしみが流れる

感覚を丸めて、感じるほどに、
このおなかは、浮かれ、のどもとまでこみあげる

夢を見ていると思えばいい
浮上を抱き合ったね

恥ずかしさの中でも、うれしいこと


ゆっくり黙って、話さずに話した
一緒にいるほど、吸い寄せられ
寄り添って、歩いた

腰を並べて、空間をはしご
心が通った、宵闇の酔い

生きるのは、こわいよな
暮らしは、さみしげだよね
でも
そんなこと 思わないで

また盛り上がって、強くなろう
また交わろうよね。四季の風を浴びよう

万田 海斗

[前の10日表示]   [万田 海斗の日記]   [次の10日表示]
- 詩人の部屋 -