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万田 海斗の日記

2011年07月





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詩人名 : 万田 海斗
詩人ID : miyamoto

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青い鈍さ
2011/07/05(Tue)

きれいな夕焼けに目もくれずに、悲しそうな目で、頑張ってた頃よ
今でも、胸がほとばしる
きれいに出た うれしさが、今日も日ざしの気をあびて、熱い血をめぐらせ
今日もよろしく

軽くなった肩をゆすってみる
空中に、ブンブン振り回される空気が燃えて
飛べそうな気がうれしく

夏にまた来い と、声かける 勇ましさ
たのしみついでに、腰を回して、強いばねを思ってみたが
大丈夫な、足のどっしり感は、エネルギッシュに、胸のパワーをみなぎらせた

喜ぶ気が、芽生えた、ホーム・ホット
喜んでもらえる人が待っている
やすらぐ家庭が、あたたか
生きる未来が待っているもの、きらめく太陽
走る明日
時間を手にして、笑う気
日々が躍動して、笑って、胸にすがってくる、うれしさ

星が飛ぶように、飛びたい
星になりたい
軽やかに舞い、空が広がり、ぼくの胸も、星に、とろける
どんなに頑張ってみても、どうしても、すぐ泣きたくて、すぐ疲れて、うまくゆかなくて、しおれそうで、それでも、なんとか頑張っていた
光を探して、目でご飯を飲み込んで、生きてきた
それを今でも、分かってる? 覚えてるか?
愛をオレンジに光らせて、さあ、また歩こう!

遠く、遠くまで、来たね    凍てつく、悔しさと、怒りと、歯痒さ、が、全身を駆け巡っている
悲しみが流れる海を見て、声を上げずに、泣こうか
恋の味の苦さを、思ったり、 ぼくが、今ここにいることが、命
頑張っても、頑張っても、ダメだった
でももう、大丈夫、足の疲れは取れた



もうだめだー
泣ける無力さに ほぞをかむ
身体はちぎれ、血が噴き出す

それを身代わりに恩を差し出す神がいる?
世をくつがえす 甘くあたたかい愛

ふれたら たちまち 胸がとろける
まぶしい輝きに、涙もにじみ、

ながい道を光らせてくれる、あたたかさ


万田 海斗

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