映画1911を拝観して
2011/12/07(Wed)
スケールの大きい躍動、重々しい歴史
規模が大きい話。
動物としての生物=人間のスケールが大きい
城のような広い空間でものを考える習性は、大国なりのリードするサイドの手綱の難しさを思わせる。
数億人をかかえる国。
昔から情報はやり取りしていたものの、現実は深く、繋がる鎖も多岐に渡る。
重たい身体を引きずりながら進む船の規模を思わせる、悩み、葛藤、複雑さに輪をかける内情・・・
込み入った人生の、それぞれの内面の思惑が溶け合い、
火花を散らして、気持ちの世界と現状の外面がスパークした。
ジャッキーちぇんの 鍛え上げられてがっしりした頼もしい姿が命エネルギーの燃焼を彷彿とさせ、
冷やっこい冬の映画館に、灰色のヘビーなしわがれ声が重厚に響いた。
雪 刀寿