楽しまないで
控えめに楽しさをあじわって見ようかな？
目の前にさっきいたあなたのほがらかな笑い
そのへんの空気をくるめて、あたため、
目から、うれしみが流れる

感覚を丸めて、感じるほどに、
このおなかは、浮かれ、のどもとまでこみあげる

夢を見ていると思えばいい
浮上を抱き合ったね
恥ずかしさの中でも、うれしいこと
そう思おう

ゆっくり黙って、話さずに話した
一緒にいるほど、吸い寄せられ
寄り添って、歩いた
腰を並べて、空間をはしご
心通った、宵闇の酔い

生きるのは、こわいよな
暮らしは、さみしげだよね
でも
そんなこと　思いたくない

また盛り上がって、強くなろう
また交わろうよね。四季の風を浴びよう