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理恵の日記

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詩人名 : 理恵
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あのさ…
2017/01/07(Sat)

別サイトで小説を描いているんだけど
昨日、あるイベントの結果が出て、
大賞とか佳作とかが決まったんだけど、
正直、大賞あれでいいの?って思ってしまった。

文章自体は悪くないし、テンポが良くて心地良いんだけど
体言止めが多すぎるのと、文章中にところどころ=が入ってるのが気になる。その=が効果的に使われてるかと言ったら、そうでもない気がするんだよな。
選評では主人公の痛みと少女の痛みが云々って書いてあったんだけど、
主人公の痛みが何なのかわかりにくい気もする。
ぼかすにしてもぼかしすぎな気が。

途中から、テンポや自分の(またはその作品の)作風に囚われすぎて、
意味の伝わりにくい単語で文が完結しているところもある。
単語で文が完結すること自体は悪い手法ではないけど、多用しすぎるとしつこい気もする。

設定は素敵だし、もしこれを漫画にしたらすごくあっさりとした線で描かれてるんだろうなって感じの、
叙情的だけどさっぱりとした文章は綺麗だと思う。

ただ、特に必要性に疑問な=と、体言止めが多すぎる点に関しては、小説としてはどうなの?って思っちゃう。

理恵

成人式になぞらえて
2017/01/09(Mon)

僕らが生まれた世界は
そんなに綺麗じゃないさ
だけど何となく生きてきた
笑えた瞬間もあった

子どもの頃は大人が
とてつもなく大きくて
時には憎んだりもしたよ
許せないほどの力を

持ってる気がしていたんだ
その入り口に立つ今
案外実感湧かないもんだね
昨日と何も変わらないよ


理恵

純粋な
2017/01/25(Wed)

手をつないで曲に合わせてぶらぶらさせるだけのリズム遊びがあるんだけど、今日さ、2歳の男の子が一人で突っ立ってたの。
私も両手違う子と繋いでたし、他の保育士気づいてなくてとりあえずその子の名前呼んだらさ、別のコミュニティに入ってた同じく2歳の女の子が気づいて手を繋ぎに行ったの。
その女の子の幸せそうな顔と言ったら。
多分楽しいことを求めて、楽しいことを共有したかっただけなんだろうけど、
そういう純粋というか、単純さで優しさを発揮したいし、受け止めたい。
今の私じゃ優しくされても、裏があるんじゃないかとか、どうせ腹のうちじゃ文句ばっかりで我慢して付き合ってくれてるんだとか、
そんな風に考えてしまう。
優しくするときも、私なんかに接触されて
迷惑なんだろうなとか考えてしまう。

理恵

これは詩ではない、詞であるI?
2017/01/31(Tue)

偶然を装って 駅のホームで話しかけた
君は驚きつつ 笑ってくれてた

夕暮れの匂いがする頃に
僕は気づいたんだよ
枝の先で別れの季節が
膨らんでいた

君を失いたくないんだよ
胸が叫んでいるよ
話したことはたくさんあるけれど
一番伝えたいことは
まだ言えずにいたんだよ
冷たい冬風が暖かくなる前に
伝えなくちゃ

一緒に歩いてく アスファルトを踏みしめながら
君の話もうまく 耳に届かないよ

春風の香りは好きだった
なのに今苦しいのは
君のいない毎日を想像しても
しきれないから

二人で歩き慣れていた
並木道も雑貨屋さんも
あと数回

理恵

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