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理恵の日記

2018年11月




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詩人名 : 理恵
詩人ID : Sakura1ie

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これは詩ではない、詞である。R
2018/11/02(Fri)

触れてみたくて旅に出た
やわらかなピアノの音に
何度も何度も夢見た日に
あなたの歌う景色に

小さな頃は何もわからなくて
手探りで探したなくしものは

今も見つからないまま
心の奥で悲しみ光らせる
足りないもので溢れる僕の
隙間を埋めてくれたのは
あなたの歌だから

特別な場所で会いたい
あなたが来てくれるのなら
こんな奇跡を起こせると言うなら
そんな奇跡を起こそう

時々まぶしすぎて目をそらして
それでもたった一つのしるべだから

語り尽くせない想いが
一滴も伝わることがなくても
そばにあって触れることができる
今が大切と思えるよ
あなたの歌だから

長い夜はずっと続いていく
それでも月はそこで輝く

消えない悲しみはきっと
心の奥でずっとくすぶるけど
今は手に入れたものもある
全てを抱えたままで
また刻まれていく

またこの場所から
あなたの歌から






理恵

これは詩ではない、詞である。S
2018/11/11(Sun)

笑いそうになる話とか
かけがえのない時間とか
何度も何度も振り返っては
思いを馳せる遠い日

今残ってるものはなんだろう
今残せるものはなんだろう
霞んでいく記憶に焦ってる
気がついたら泣いていた

迷いに迷って置いた筆も
言葉を失った唇の奥にも
まだ光るものがあるなら

どうか見てほしいから
止まった時計の時間を
焼き付いたまま消えないあの日の影を
忘れられた歌があるなら
変わらない願いを刻んでよ
無言の風が吹く中に
その声を聴いてよ

目を細めて語る話とか
眉間に皺を寄せた表情とか
消えゆく記憶に取り戻せない
それを感じていくのだろう

うだるような暑い夏の陽も
繰り返す季節は同じようで違う
きっと私もそのひとり

すれ違う想いは
赤い川に埋もれたのか
ポッカリと穴が開いたままの心を
忘れないでいてほしいよ
変わらない願いを刻んでよ
新たな生命が宿っても
その声を繋いで

止まった時計の時間を
焼き付いたまま消えないあの日の影を
赤い川に埋もれた願いを
青い川に託して

忘れられた歌があるなら
変わらない願いを刻んでよ
無言の風は問いかける
今もきっとこれからも
不確かな答えをさがして







理恵

これは詩ではない、詞である。21
2018/11/12(Mon)

ゆら ゆら ゆれる 月
水面に反射して
きら きら 光る 星
打つ波にかき消された

希望なんてないよ
ふわり 空 とんで

どうか神さま
暗い夜を包んで
やさしい夢を見た
あの子のなみだ
飲み込んだ
ただそれだけを 歌ったの

ゆら ゆら ゆれる 目が
世界のすべてを見たように
きら きら 光る 道
見失ったと嘆いてた

きっと みんなそう
思い込みたくて

ひとりぼっちの
孤独 抱え悩むのは
果てない夢を見て
安心したいの
わかっていた
もうそこには 行けないんだ

どうか神さま
何度願って泣いたの
やさしい夢を見てたい

どうか神さま
何度願っても結局
やさしい夢を見た
あの子のなみだ
消し去るの
ただそれだけを 知ってたの











理恵

これは詩ではない、詞である。22
2018/11/21(Wed)

どれだけ想えばたどりつくんだろう
憧れた景色がくすんでゆく

空から降り注ぐ薄桃の雨が
お先にと言い
とっくに色変わりした木々が
眩しくて

こんな世界でも
私は咲けますか
夢見てもいいですか
どんな冷たい
水の底にだって
生きるすべをさがして

ぷかりと浮かんだ緑色の月
伝ってく雫は全部知ってる

生まれては消えてく
同じような顔をしていても
どれ一つ同じじゃない そう
叫んでる

たった一瞬でも
咲いてもいいですか
夢見ていたいから
どんな暗くても
泥の中にだって
繋ぐ思いに口づけを

こんな世界でも
咲いてもいいですか
夢見てもいいですか
太陽とともに
開く花になる
どんなに儚くとも






理恵

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