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理恵の日記

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詩人名 : 理恵
詩人ID : Sakura1ie

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これは詩ではない、詞である。37
2019/12/10(Tue)

大丈夫だなんて
とても言えたことなんかじゃない
番号の羅列を
見て抱き合う人たちがいる

ねえ 君はどんな景色を見てるの
ねえ 私は自分から手離したものばかりだ

それでもこの羨望を
永遠と呼べる日が来るなら
遠いこの場所から
見守り続けるだけだって悪くない


目覚めたら午前四時
真っ暗な空に身を委ねたら
地平線から
やって来る朝に責められてるみたい

ねえ 今日はどんな服着て出かけよう?
ねえ 心躍るほど許せているわけでもない

それでもこの日々を
愛せると言える日が来るなら
淡い空の色を
見つめ続けることだって悪くない

いつかこの気持ちを
永遠と呼べる日が来るなら
遠いこの場所から
見守り続けるだけだって悪くない



2021.1.5. LIFE

理恵

これは詩ではない、詞である。38
2019/12/15(Sun)

どうか今日の日よ消えないで
君が忘れても僕は覚えてる

眠れない夜に急に
震えだしたスマートフォン
君からの突然のメッセージ
「流星を見に行かない?」

僕が寒がりだって知ってるくせに
でも僕だってダウン引っ張り出して

午前0時の外灯の下
君の笑顔は無計画な天体観測の証
だけどそれでも僕はよかった
深い夜にきらめく星を
僕は忘れない


何時間が過ぎただろう
公園のジャングルジムの上
目を凝らしても見えない
ただ、ただ、暗い空

今夜は流星だって言ってたんだよって
ふくれる君はうつむいたね

とてもいじわるな瞬間だね
そんな時に限って流れたりする
視界の端に映った気がして
二人してもう一度見上げた
もう見逃さないように

一つ、君が指差す
二つ、僕は目を見開く
三つ、君が声を上げる
四つ、僕の口角があがる

君は正しかった 今日の空は
狭いくせにいくつも星が降る
寒いなんてこと忘れてた
ただ、ただ、嬉しかったんだ

どうか今日の日よ消えないで
終わらないでよ 君の最高の笑顔
君が忘れても僕は覚えてる
深い夜にきらめく星に
願いをかけたんだ










理恵

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