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理恵の日記

2018年12月






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詩人名 : 理恵
詩人ID : Sakura1ie

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これは詩ではない、詞である。23
2018/12/03(Mon)

寒い季節も間近な日に
温かいココアを両手で包み
君の言葉を聞いていた
ひらりと紅い葉が落ちた

僕は涙こらえきれず
拳を膝に叩きつけた
笑う君の瞳さえ
強がりと気づかないでいた

きっと君もたくさん悩んで
問いかけを繰り返し導きだした
答えを今は寂しく思うけど
僕も笑うよ その道が輝くように


マフラーに顔をうずめて
今年最初の雪を見ていた
君と並んでいたベンチに
温かさを思い出した

遠い風の中に舞った
ひらりと踊る花びらだって
溶けてしまいそうなほどに
照り返す陽射しの中でも

君の笑顔が一番好きだ
心からきらめくその顔が好きだ
そのためなら僕はいつだって
応援するよ 離れても祈っている

紅い葉が落ちてまた
この季節が来たと耽ったり
粉雪に身を縮める日も
何度だって思い出すだろう

きっと君もたくさん悩んで
別々の道を歩んでくと決めた
君が笑うのは嬉しいだけじゃない
苦しさだって あったはず

だから
この先こんな時を何度だって
繰り返すのだろう君も僕だって
その度に君が笑えるように
僕も笑うよ その道が輝くように







不明 Dear.

理恵

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